乾いた晴天も冬らしいが、空一面、障子紙を貼ったような柔かい日差しというのもオツなものである。
こんな時にも、領海は侵犯され、三兆円が是非とも欲しい東京オリンピック、熱血が行き過ぎて、十七歳を追い込んだ体罰、恐ろしい食物アレルギー、と人々が右往左往している。
新政権の改革が順調に進んだとしても、庶民の懐ろが暖まるのは来年以降だそうだ。我々演劇人の我慢はまだまだ続くのである 。
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