シェイクスピア「夏の夜の夢」をモチーフに、初代総理大臣、つまり日本の夜明けの舵取りを決めるスッタモンダを、神と妖怪の入り乱れる一夜の夢とする超大胆な発想。このシリーズ常連のする事なす事を、思いっ切り楽しむ客席のテンションが高い。この規模の説得力の凄さに、迷わず脱帽です。板垣チームご常連となりました坊屋(二瓶拓也)、またまたいいポジションで有難いです。
歌入り、二幕仕立て、フィナーレレビュー付き!10年前の青山劇場『OINARI~浅草ギンコ物語』が思い出されます。中島かずき氏の本を僕が演出し、主演が宮本信子丈!お相手が村田雄浩氏、柳家花緑君が、大舞台初(私が推薦しました)で、中条きよし氏、大鳥れい丈。粟根まこと君と、うちの八代進一(蜂屋)を兄弟役にしたのは、僕の意向。今思えば、幻の舞台です。
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