「西鶴一代女(浅丘ルリ子丈主演)」「かぶき座の怪人」「ゴクネコ」、そして僕の生前葬で踊らせてもらった「天花和魂(ゆきのにこたま)を作曲して頂いた、六代目杵屋勝四郎氏邸「ハーネギーホール(笑、ご本人命名)」に招かれました。
昨年も呼んで頂いたのだが、『八百屋お告げ』の稽古で断念。「とらや」の羊羹(黒砂糖入りの「おもかげ」美味いよね~)を持参。
お弟子の女性方が甲斐甲斐しい。中に、ビックリ童顔の「おざわ君」、まだデビュー前だが二十歳のホープ!勝四郎氏一門、バリバリプロの先輩兄さん達にお酒を飲まされ、「(ボーッとしているので)大丈夫か?」「頭痛いです」。
その頼もしき先輩方、どなたも存じ上げなかったのだが、会話の端々からネットで調べ上げました。一番陽気で、「きっちゃん!きっちゃん!」といじられキャラでもある杵屋勝吉治さん(曽祖父が初代三遊亭円歌氏!)、驚きのイケメン杵屋巳之助さん、正しくは不明だが、一番弟分ぽかった今藤龍之右さん。率いる勝四郎氏のお人柄からか、皆さんハッチャケなのに品がある。
この兄さん方がドヤドヤいらっしゃる以前、袴姿に粋な筒差し煙草入れを身に付けた御仁。実は手妻の第一人者、藤山新太郎氏でありまして、法政大学出身のお弟子(今年の春に芸名を許されるのだそうです)による「紙片の曲」、そして師匠新太郎氏の「若狭通いの水」「お椀と玉」を披露して頂きました。いやあ、眼福!
夕刻には花組のおーにょ(大野裕明)も合流。そして午後9時頃、勝四郎氏ご子息、ジャニーズ・ジュニアの村治将之助君が、帝劇の舞台を終えご帰宅なさったので、七時間飲み続けだったオジサンは、これを汐に、退出致しました。
奥様、お手料理大変美味しゅうございました(ローストビーフ最高!)。
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