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久し振りに自棄か?思う程降るのだが、都会だけでなく、水瓶に溜まって欲しいと切に願う。

いよいよ追い込み、実寸の取れる、懐かしき江古田(出身大学「日芸」の所在地)の地にある「スタジオK」に戦場を移す。午後から稽古場仕込み、そして衣裳パレード。

或るプロデューサーから「加納君って、全部チェックしないと気が済まないんだね」と言われて驚いた経験がある。「良きに計らえ」な仕事をする演出家が居るのですね。もっと手を抜く事を覚えれば良かったが、この年じゃ直せん。

実は、本日のノルマ、時間切れで、後日持ち越しにしちゃった。申し訳ない…。どうも、あれがしっくり来ない、ここはこうならないか。本番を進行させるのは役者や実働のスタッフだが、あらかじめ主なる世界を設定するのが「演出」という仕事なんで、初日はイヤでも訪れるという日本演劇界の掟を思えば、限界は知ってるつもりです。が、納得出来ないものもある!

退出時刻厳守の現場を離れ、一部のスタッフと共に、久し振りな江古田で、30年前と変らない店構えな「樽平」を見つけ、一献。聞けば、今のマスターは二代目で、店自体は40年来という。僕が訪れた当時は、おそらく先代さんだったのだろう。マスター一人で切り盛りする中、二代目オリジナルであろう、エスニックな味が加わった定番居酒屋メニューを美味しく頂き、又もやゲリラな雨の中帰宅。

明日から仕上げ、せいぜい気張ろうと思う。


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