下谷万年町物語/シアターコクーン(ネタバレ)

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31年前当時、東京で演劇青年だった人は殆ど初演を見ているんじゃないかしら。かく言う僕も、公演PRの為に、ガラクタだらけに装飾されたパルコパート1の入り口を通りました。それ程、企画段階から話題騒然だった。初演以来の出演者は、唐十郎氏と大門伍朗氏のみ…。だが、あの猥雑さは健在だった。DVC00139.jpg

宮沢丈が頼もしい。藤原君、随分男っぽくなった。西島君は少年のような容姿ながら、芝居が確か。この三人がしっかりしているので、稽古はとてもスムーズだったらしい。

季蛙屋は、巨匠蜷川氏の格好の標的になっていたようだ。「馬鹿野郎ッ!松原ッ!花組芝居ッ!」これ、蜷川流『愛の鞭』であります(苦笑)。客席で唐氏のご息女、大鶴美仁音嬢に会う。現役の日芸生との事。

観劇に先駆けて、「坂手川正信」仕様に髪を調整。何だか、顔がお澄まし君になってるな…。


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