御用納め

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9日に初日を控える演劇人はギリギリまでお勤めがありんす。年内最後の通し稽古。つくづくのこの戯曲は、年を重ねた人々に響く作品である。6年前は素通りした言葉が、50を超えた身に、次々引っ掛かって来る…。出番を待つ時にも、台詞の一々をちゃんと聞いてしまうと、鼻の奥がツンとしちゃう。逃げない演出家鈴木裕美の指示が、僕には小気味良い。

終了後、ま、そうなるだろうと思ったが、津村君がキラキラ目で皆を誘い、稽古場近く、演劇人御用達の小さな居酒屋へ、男優陣3人&演出部皆様とプチ忘年会とは相なりぬ。ノリツッコミな馬鹿話の中、井之上氏と演劇談義を思わずしてしまっちゃった事に、二人で苦笑い。いい現場です。

お疲れ様でした。


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