トレイン・トレイン/GIRL’S VERSION

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ギリギリ滑り込みで拝見。ダブルキャストで、花組座員が出てない組を見るなんて初めてかも。80年代小劇場の同志、円城寺あや丈が、咲酒屋と同じ現場で頑張っている成果を、やはり確かめようと決心しました。

男版に比べ、入り口は同じテンションだが、最終的に飛び方が激しく、この戯曲の設定内容(架空な国を含め、荒唐無稽なドラマ)にはらしかったように思う。キャラクターが際立った配役だからかも知れない。男版の詩人が画家になっていたり、細かい相違が憎い。

千穐楽という事で男版メンバーがあちこちご馳走出演。リピート連が大喜び。プロデュース公演なのだが、現役劇団員を含め劇団経験者が大半だから、一体感が心地良い。男版千穐楽を経て、午後十時から打上げが予定されている。「(円城寺丈)今夜は帰れないわ」楽しい一夜をお過ごし下さいませ!栄作君、咲酒屋がお世話になりました。