オンボロ観覧車/路地裏ナキムシ楽団

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フォークソングは「物語」を伴うという構造から、ライブと芝居を合体した、画期的な公演の7回目に、自由治屋(ふりいじや=押田健史)が呼ばれました。

閉園する遊園地に、思い出たっぷりな人々それぞれの人生模様が絡み合ったオムニバスドラマと、それに寄り添った歌が生演奏される。驚くべきは、客席の5割以上を占める男性が、物語毎、演奏毎、にすすり泣くという、興味深い現象!このハマり具合がともかく独特。

オッシーは、1シーンながら、「恐怖時代」終えてからの短い稽古日数で臨んだので、「親分」としてはハラハラしたが、破綻なく、哀しきスリ役を勤めていて、ホッとした。花組に飛び込んで来た座員の演技は、いいパーセント、僕の責任だしね。

偶然、同回を見ていた那河岸屋(なにがしや=小林大介)は、俳協演劇研究所出身で、「オンボロ~」上演劇場=TACCS1179があるビル(俳協の持ちビル)の階上で日々の訓練を受け、卒業公演はまさにTACCS1179であり、そしてその打上げ場所の「鳥ふじ」(踏切隔てて直ぐの居酒屋!那河岸屋「懐かしい~!)にて、そんな思い出話と、オッシー交えて「オンボロ~」の感想やら。


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