A Midsummer Night’s Dream/イッツフォーリーズ

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創立40年、いずみたくメモリアル25年。偉大な主宰者のお陰か、亡くなって25年経ても、立派な規模と質の舞台が作れるとは、羨ましい。

4年前に閉館した「六本木アトリエフォンテーヌ(フォーリーズの拠点地だった)」が懐かしい。花組芝居でずっと音響を担当して頂いていた清水吉郎氏(フォーリーズでも音響をなさっていた)から、1980年に上演された『洪水の前』の思い出を良く聞いた。そして日芸の山口正義先輩が、劇団員でもあったので、「いずみたくフォリーズ」当時の舞台は拝見している。

1975年に初演された作品をリメイク、実にオーソドックスなミュージカル。坪内逍遥訳の要素を落とさず、キューッとコンパクトにした脚本(瓜生正美氏)。スズキ拓朗君の振付(最近、引っ張りダコ!)。歌唱指導に山口先輩の名前が。

オビロン(オーベロンでないのね)役に、親戚の森田浩平さん。やっぱり声がキレイだなア。そして、30代の若さで主宰の大役を仰せ付かっている大塚庸介君のパックが、唄も踊りも鮮やか!全身緑色な少しカメレオン入ったコスチュームで、身体を縮めてピョンビョン動くのが、ダークで怪しく、で、愛らしいのは大塚君のキャラだろうね。

庸介君、頑張ってね!


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