可児市日誌/7月25日(日)

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あ、昨日の総出祝福の証拠写真を公開!P1000008.jpg100724_190217.jpgさて、興奮も覚めた本日。もう!俳優さんったら!後半部分の小返し稽古の後、衣裳付きの通し。芝居が進むに連れ、心地良いテンポに、何度も見てるのに引き込まれる。なんと!上演時間が10分近く短縮、と言っても先走った感は一切無く、たっぷりしてるのに淀みない小川のようだった。「昨日と違う芝居ですね」「(馬渕さん)ウフフ、その気になっちゃったかも知れないわ」その調子でお願いします。昔、著名な演出家が、衣裳デザイナーに愚痴を言いました。「君はどんな魔法を掛けてるんだい?衣裳合せから稽古場へ戻って来る俳優達の目付きが違うんだよ」日芸時代、照明コースの実技授業で、ある名作戯曲のある部分を使い、照明家を志す学生が、照明の操作と俳優を分担して、照明という仕事の実際を経験するという内容。僕はメイクの手伝いで参加しました。実技終了後、先生「ほらね、照明の変化で、俳優の演技のテンションが変るだろう。僕達の仕事の根本はここだよ」目の当たり、それらスタッフワークの多大な効果を実感しました。あ、僕も俳優だった…。100725_124116.jpg連日酷暑の可児、今日は恒例「アーラ祭り」館内の、主劇場を除くあらゆる空間で、あらゆるイベントが半日行われました。こちらは何せ30日初日を控え、浮かれてる状況ではありません。でも楽しそうだった…。可児在住の外国人達の屋台、本格インドカレーや、トルコ系のシシカバブ、ブラジル系の料理もあったかしらん。エスニックに目の無い自分は写メを撮るばかり。明日はいよいよ上演劇場「虹のホール(小劇場)」での仕込み。手足をもがれた俳優連は、主劇場の大部屋楽屋を使い「読み稽古」。不思議なスケジュールですな…。