仮名手本忠臣蔵/歌舞伎座さよなら公演

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20091110103846.jpg現歌舞伎座最後の顔見世で、「仮名手本忠臣蔵」通しとあっちゃあ、見ざるばなるめえ。昼夜通し見物は学生以来かな?歌舞伎好きの那河岸屋と決行!中学の時、大序~四段目の半通しを初めて見た感動が懐かしい(先の勘三郎、梅幸、羽左衛門)。少し荒っぽい口上人形。昼夜で伴内が三人、優劣がハッキリ!あれ?判官、九寸五分の紙、入れ替えないのね。ふっくらな力弥、「未だ参上」までの芝居が丁寧。楽屋でニコニコ楽しいのはお父様譲りな若松島。鳴流屋のノリ地(千崎)が思い出される。掛け稲の向こうは裸の舞台でした(見ちゃった)。段取りや内緒の仕掛けが鮮やかな音羽屋。硬軟の顔付きがガラリと違う松島屋。あ、見立てしないのね。由良助役者が余裕で勤める平右衛門(高麗屋)。あっさりな「乗っちゃいけねえ」。この所、絶好調な我らが福助丈。昼食休憩が刃傷と切腹の間なんだけど、シャギらないで、ツナギ幕のチョチョンで幕間が始まったけど、コレ初体験でした。終演後「傳八」へ。しかし那河岸屋はビール一辺倒だね。