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スズカツ氏の現場はプロ同志の信頼で成り立ちます。俳優は与えられた役に、相当責任持たないとならないですし、演出はどんなに俳優が勝手に芝居しても、ちゃんと仏様の掌のように、納まる劇空間を作らなければならない。お互い様なんですけど、つまりは随分シビアな現場です。生やし慣れないヒゲは、全く厄介モノで、いつも気になって気になって…。実は、大千穐楽を終えても剃らず残しました。ある取材があった為ですが、おそらく再び見る機会も遠かろう、あのヒゲ面は、ある誌面に御目見得する予定です。