オーディション

| 修正

余りする機会が無かったので、どうしよう…と思ったのですが、やってみて一言「楽しかった!」。花組の現場では、自分も役者なんで、芝居が拙い時、何がいけないのか?を考えて、自分の経験を通しての具体的な改善例を示しながら、演出して行きます。これの飲み込みが悪かったり、ましてや言う事聞かない場合は、がっかりを通り越しちゃいますが、同業者として、少なくともボロが出ないように本番へ臨めるよう、アレンジします。恥をかくのは本人ですし、まして座員の恥は座長の恥ですからね(苦笑)。そんな花組で取り組んでいるのと同じテンションで、オーディションさせて貰いました。こちらの示唆にどれだけの順応力があるか?が最大のポイントです。個人個人の問題点に合わせて、是正方法を提示して、それにどれだけ食いついて来るか?そして対応出来るか?後は、チョイスした戯曲の登場人物達のキャラと合うかどうか?も大きいですね。22~79歳!多彩な方々の演技に、どの視点でご提案させて貰うか?頭と体を使った半日で、まこと心地良い疲労を感じました。参加して頂いた皆様、有難うございました。