「ブロンドくりくり」的な既成イメージとおそらく全く違うドリアン君です。劇化するという事は、原作をどう感じたか?どう三次元にしたか?という事を見て頂くのが、「化」という事なんだと思います。自分が持ってたイメージと違う!大好きなあの件が無い! だからこそ、今回の舞台にどういう魅力を感じるかが、お客様にいい意味「たくされた」審美眼なんです。おやおや、どうもヘンリーのような物言いになってますね。ピアノと共に台詞も音楽という繊細な事を要求されている現場です。初日もご覧になったお客様が、今夜の方が台詞が胸に来ましたとお褒めを頂きました。確かに、現場も勉強しております。