三島の祟り

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稽古場の時計がいつも同じ時刻に止まる!と大騒ぎ…。何の事はない、文字盤の凹凸と針が干渉していたのでありました。しかし、三島の呪術に現場全員が絡め取られているのは確かです。長尺の台詞に格闘しつつも、一くさり言いこなすと、三島というものをほんのちょいと飲み込んだ感覚が襲います。制覇という言葉は不適格のようにも思いますが、達成感があるのは事実です。今の個人的な目標は、如何に「三島言葉」を、様式的なテクニックも駆使しつつ、「感情的」に言えるかですかね…。