2010年5月アーカイブ

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阿部真理子さんを偲ぶ会

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100521_190807.jpg2010年3月29日に逝去された「MARY ABE」氏を偲びました。そうそうたる出版業界の皆様に交じり、唯一演劇関係者の俺達(武蔵屋、波多屋、伊予屋、咲酒屋、御老屋)。作家阿川佐和子氏の「阿部さんと親しくなる事の損得」と題すべき、痛快な逸話満載のお話、そして、完全極秘だった闘病生活を見続けた主治医の先生による、場内号泣のお話、この二つに挟まって誠に僭越ながら、スピーチをさせて頂きました。癌再発の衰えた体にも拘らず訪れた、岡山の牧場(阿部氏お気に入りだったそうです)主さんが撮った、まさに最後の写真。その時も「徹夜の仕事で少し具合が悪いの」と仰っていたとの事。彼女の手元に残った作品は全て、最後の旅行後に牧場へ郵送されて来たそうです。閉会に辺り、弟さんが披露してくれた五歳の折に真理子さんが描いたという象の絵!この時、既に生涯を通した作風が完成していたとは!?いい会でした。そして、「馬鹿野郎」が口癖だった阿部真理子氏は、本当に「いい人」でした。来年から3月29日には「マンモス忌」が催されます。

ふ~。ともかく書き上げたという感じで、長尺の為このままでは上演に不向きなので、これからゆっくり縮めて行きます。腐れ縁の女二人が過した50年(関東大震災前~東京オリンピック前)を描いた、有吉氏の名作!常に時代の流れが背景に見える趣向で、劇団新派での初演の際、僕が提案したタイトルは「女二十世紀」でした。ま、有吉氏らしくないという事で却下になりました(苦笑)が、飯島早苗氏がとても巧みにまとめた構成をそのままに、チョビッと時代の匂いを今回加えようと思っております。プラス改めて原作を読むと、人物達が案外言いたい放題してるのが痛快なんですよね。台詞を随分原作寄りに直してます。ただ、これからの修正作業でどうなっちゃうか?兎にも角にも一段落。いよいよ「ハイ・ライフ」も佳境(本日2回目の通し稽古!)だし、6月の「宦官提督の末裔」海外公演に向けて思い出し&荷造り準備作業もしなければ!

辻井伸行くん

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21歳の天才ピアニスト。育てたご両親の忍耐、そして夢。子供の才能って一体何だろう?それを「見つける」事のハードル、それは偶然なのか?必然なのか?テレビのドキュメントですが、見事な親子愛を見せて貰いました。オジサン、また泣きました。マイナス要素だからこそ、常人でも得られない「夢」が実現するのでしょうか。いや自論ですが、幼児はまだ神の領域に居ると思ってます。だから物心ついた人間が見えなくなったものが見えると信じます。その時期、何を見聞きさせるかが人生を決めるように思います。「三つ子の魂」虫歯やアレルギーという点からも医学的にも重要視されるようですね。そう、彼は昨年、全盲ながらアメリカの国際ピアノコンクールで優勝しました。

木瓜の花

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「花たち女たち」再演稽古用脚本、第二幕第一稿が先に完了。大概原作有りの劇作なんで、いけそうな所から取り掛かれるから、こんな事が起ります。超えるべき山が大きいと登るのが憂鬱になります。同じ距離の下りが仕上がっていると、多少は気が楽になる!ってのは幻想かな?ともかく、続編部分「木瓜の花」の再構成は一段落しました。一人で乾杯!

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