博多でも味わったのですが、まさに「芝居見物」を楽しんでらっしゃるご見物の皆様で、舞台を勤める我々もとても気持ち良かったです。
一方舞台裏では、毎ステージ使い込んだ小道具や鬘やらが、少しずつ悲鳴を上げだしました。小道具係の鳴流屋や鬘係のおーにょは、昼夜の合間にメンテ!メンテ!ご苦労様です。終演後はホテルの近くにて、一足早いですが、打上げ!な感じ。「田んぼで力」な者どもは、ビールを注ぐにも腕力か?いよいよ大千穐楽っす!
博多でも味わったのですが、まさに「芝居見物」を楽しんでらっしゃるご見物の皆様で、舞台を勤める我々もとても気持ち良かったです。
一方舞台裏では、毎ステージ使い込んだ小道具や鬘やらが、少しずつ悲鳴を上げだしました。小道具係の鳴流屋や鬘係のおーにょは、昼夜の合間にメンテ!メンテ!ご苦労様です。終演後はホテルの近くにて、一足早いですが、打上げ!な感じ。「田んぼで力」な者どもは、ビールを注ぐにも腕力か?いよいよ大千穐楽っす!
ビルや劇場の雰囲気は覚えていましたが、流石に楽屋は記憶に無かった。こちらも座・高円寺同様、タッパが高いので、長い桜の吊り物が映える。
順調に仕込みが進み、早めに解放されたので、かつて『OINARI』中日劇場公演で数度通った、炭火焼き牛肉ステーキ「鎌田」へ!とろける肉の味は最高だが、当時のようにガツガツとは食えなかった。若人達は、肉片を取り合っていました(笑)。さて、名古屋初日でございます!
本日はテレピアホールさんで、明日の公演初日に向け
朝から張り切って仕込みをしていたところ、
なんとスペシャルな方々がお立ち寄りに!
皆さんご存じですか!?
名古屋の街を歩いていると、あらゆるところにイケメン武将のポスター
を見かけるのです。名古屋城を拠点に、今や全国にも進出しつつある
「名古屋おもてなし武将隊」を!!
本日ご尊顔を拝しましたのは、
戦国最強のヒーロー 織田信長様!
天下無双の槍使い 前田利家様!のお二人。カッコいい・・・。
しかしもっと驚いたのは、
花組芝居の飛び道具 谷山知宏のお友達(恐れ多い!!)で、
わざわざ寄っていただいたとのこと。
本当に、ありがたき幸せ。
名古屋もおもしろい街ですよ皆さま!!
明日、明後日の公演がますます楽しみになって参りました。
当日券もご用意していますので、是非是非遊びに来てくださいね!
そして久し振りに「座員寄合(よりあい)」を実施しました。花組芝居は創立当初から、活動の裏表を共有する為に、座員総会を度々開催しています。帰属意識を高めて貰うのが最初の動機でしたが、20年以上経つと、帰属意識を持っていない人間は座員にはなれないから、確かめるまでもない訳で、研修を終えた新人を入座させるかを決定するのが、座員寄合の大きな役割となりました。しかし、公募をストップしているここ数年、寄合を行う機会を失っていました。大震災の、これから先の非常時に対応する為の何やかや、来年(創立25周年)の予定etc.
更に福岡が忘れられず、二子玉で知る人ぞ知る、本格博多ラーメンの店「濃麻呂(こくまろ)」へ!本場を食べて来た直後だから、如何に本物の豚骨細麺か判る。にんにく一杯入れちゃった。玉川高島屋の裏、東名高速の高架下にあります(カウンターのみ)。さ、いよいよ名古屋です!通例の地方公演と規模も期間も同じくらいだったのに、印象としてはとても濃密な3ステージでした。
先ずは昭和11年に完成した「能楽殿」というシチュエーション!「怪誕身毒丸」で訪れた20年前と違うのは、建物内で電気がまかなえるようになった事。当時は電源車を手配して、照明や音響を機能させていました。その他は、本当にそのままでした。あ、楽屋のトイレが壊れていたので、本番前に見所のトイレを使ってましたが、今は、男女に分かれたゆったりスペースの最新型トイレが完備されてます。
そして目玉でもある生演奏!鳴物=住田長祐(ちょうゆう)さん→録音は望月太意三郎(たいさぶろう)さん、同じく鳴物=橘内幹(きつないもと)さん、笛=福原百貴(ひゃくたか)さん、唄=杵屋佐喜さん、三味線=杵屋佐助さん、そして音楽監督も兼ねた三味線の杵屋邦寿(くにとし)さん。役者の身体に合わせて、「おやす(盛り上げる)」「かすめる(遠慮する)」が自在で、ご見物と共に何もかも「ライブ」でした。
そしてもう一つ、能舞台で橋懸りへの登退場は、歌舞伎の横開きと違う正に「揚幕(切り幕、お幕)」なのですが、上げ下げする為には両端に括り付けた2本の竹を使います。つまり、歌舞伎と違い開閉の人員が2名必要なのです。その為、急遽、一昨年の北九州芸術劇場リーディングセッションの折、「橋場の仁助」を演じた椎木樹人君にお手伝いを願いました(見所から見える側に、紋付袴姿で幕を扱っていました)。
初日ソワレには、同じ折に真弓を演じたヒガシユキコさん、そして権次を演じた金子浩一さんもいらして下さり、初日乾杯の飲み会は大いに盛り上がりました。
昼は自然光を生かし、夜は最低限の照明(色味は蝋燭をイメージ)のみ、客席の明りも消さずに、昔日の芝居小屋風に演出してみた為、舞台からご見物一人一人の表情が判り、芝居がやり易かった。全て桟敷という構造が良いのか、皆さんリラックスしてご覧の様子で、打てば響く一体感が堪らない。しかも生演奏!昨日の通し稽古では、雨が降り続き、余りの湿気で、邦寿氏の三味線の皮が裂けるというアクシデントがあり心配たったが、初日は大雨予想が見事に外れ、曇天で気温も下がり、見所のコンディションも良かったようだ(舞台は大汗だが)。こちらの身体を見つつ演奏して頂けるので、その間合いの緊張感が心地いい!20年前は無我夢中だったが、今は、演出としても出演者としても冷静に見れてると思えるのが、少し手前味噌(苦笑)。
画像は、初日打上げの後、〆に食べたラーメン「八ちゃん」。午後九時~午前二時半という営業時間が、酔客を狙ってる。案の定、午前一時に常時10人近くが空き待ちをしている。ギットリの豚骨醤油に超極細麺。殿様はご満悦で、替え玉を3つ御所望なさいました。いよいよ、博多公演最終ステージ!
本物の能舞台・・・!
お話や写真では見知っていましたが、生で見ると一層!
もう本当に素敵です!住吉神社能楽殿
そしてさらに、生演奏の下座音楽が最高です!
贅沢だな~♪
まだ間に合います。悪いことは言いません。
お時間のある方は、是非是非いらしてください!!
ロビーに飾れないお花達は、楽屋で華やかに咲いております。有難うございます!
本日もいただきました!
美味しいお弁当の差し入れありがとうございます。
東京公演はもう中日(6日しかないですが
)
最後まで突っ走ります!
後半もまだお席ございます。
ぜひ劇場までお越しくださいませ。