2009年7月アーカイブ

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なんとなく夏休み

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たまらなく暑い日。
それでもって、なーんにもしないでいい一日・・・


昨夜から、窓開けっぱなし、扇風機付けっぱなしで寝とったしゃくれ。
少ーしずつまとわりついて来る暑さに、じわじわと目を覚まされる・・・
ふと時計を見ると午前10時。
「うーん、良う寝たわ・・・あかん、喉乾いたわぁ」
冷蔵庫から、朝一番のご馳走「霧島の湧水2L、サミット価格88円」を取り出す。
最近の常備薬「チョコラBBプラス」を二粒口に含み、88円の湧水を流し込む・・・
「プへー、うんまい」
・・・決めてんねん。とにかく今日は、なーんにもしないんだ・・・


窓を閉め、クーラーのスイッチを入れる。
再び冷蔵庫を開け、「野菜一日これ一本、サミット価格88円」を取り出し、ストローを刺す。
こいつをチューチュー吸いながら、ゴロリと横になる。
夕べ寝る前に読み掛けてた「dancyu 1995年11月号、ブックオフ価格105円」なんぞをパラリ、パラリ・・・
外は勿体無い程の快晴。
でも、洗濯物も特に無い、あっても今日はするもんか・・・

そろそろお昼。
「たまには趣向を変えてみっか」等と思いながらチャリンコに跨り、やっぱしたどり着いたは、我が故郷「ラーメタル」・・・
いつもの様に「ラーメン、半ライス」の食券を購入。
今日は、店主も奥さんもお休みらしい。
お店を守るのは、異国のバイトさんが二人のみ・・・
「オマチドーサマー」
・・・いつものラーメンには、チャーシュー5枚、煮卵一つ・・・
俺「あのー、これ・・・」
バイトさん「間違えちゃった、食べて」
俺「ども・・・」
粋な計らいである。
常連を大事にしてくれる、素敵なダンデーである。
本日第一食で、一日分のカロリーを戴いた。

うんうん唸りながらお家へ・・・
「あかん、寝るべ」
ラヂヲを「FM横浜」に合わせ、「おとなの週末 中華街特集 ブックオフ価格105円」を読むとも無しにうつら、うつら・・・
「んはっ・・・」
ふと目覚める。
フローリングの硬さで腰が痛い。
クーラーで身体が固まってる。
時計を見ると5時である。
「よしっ、ビールを美味しく飲む為に・・・」
おもむろにチャリンコに跨り、少しずつ涼しくなり始めた夕暮れの町を流してみる。
下北沢から三軒茶屋へ、ゆらゆらと・・・
おばちゃんが水をまき、おじさんが車を洗う。
買い物帰りのベビーカーを押す若い夫婦、八百屋のおっちゃん、酒屋の兄ちゃん、そろそろみんな晩ご飯かな・・・
小一時間のサイクリング。
さて、しゃくれもそろそろ・・・


昭和の男。
つまらん男のなんにもない一日。
明日は通帳から「国民年金」と「国民健康保険料」が引き落とされる。
頑張って生きよう・・・

ありがとうございました

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「アウロラ〜しらせに乗って〜気が付きゃそこは神楽坂」
ご来場、誠にありがとうございました。
お暑い中の観劇お疲れ様でございました。
心より感謝致します。
真夏の神楽坂、テンションを上げてくれました。
素敵な町でした・・・
お客様は如何でしたか?

初日、無事に

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細かい失敗、個人の反省、お客様とは別の身内のお祭り感と共に
アウロラ〜しらせに乗って
無事に初日を迎えさせて戴きました。
本日、座長、進ちゃん先輩御来場。
必要以上にテンションを上げてしまい、共演者から
「稽古場で見た事無い事やってたよ・・・」と・・・

まだまだチケットございます。
真夏の神楽坂を登る、気持ちに余裕のあるお客様。
汗だくで「南極」の芝居してます。
この対比、ぜし。

追い詰められるとは

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本番間近・・・
役者に全く「芝居を付ける」事をしない演出方で此処までやって来た。
全てを「役者が生み出す事」に賭ける演出。
役者のアイデア、役者の生理、その日の気分、偶然でやってしまった芝居を、その様を、初見のお客さんの立場に立って、面白い、つまらない、ここはこうした方がいいと演出する・・・
「飲兵衛親父め・・・」
最初は「なんとまぁ無責任な演出だ」と思っていたが、個人の人間性、努力量、努力しても駄目な物は駄目と、最高に厳しいお客としての意見の厳しさ、鋭さに返す言葉が無い・・・
張っているアンテナはアナログだが、地デジには決して乗らない「深い味わい」がここにある・・・
おまけに、ここ4日間連続、1日2回通し稽古。
本番間近の役者を本番同様に、1日2回本気で芝居をさせる。
「絶対に何かが見える」と・・・
精神的、肉体的に疲労が重なる。
段取りは間違う、台詞は抜ける・・・
ただ、出て来るもんはある。
間違いをごまかす為に、台詞を飛ばした事に寄って歪んだ空間をを力技で処理する為に等々、追い詰められた役者が、追い詰められた状態で生み出す、理性では計算出来ないもんが、理性では計算出来ない瞬間に・・・
此処まで来ると、自分達がやっている事が、面白いのか、つまらないのかは全く分からない状態である。
笑って貰う為に稽古している物に飽きてしまったり、あっさり流したい物にこだわってしまったり・・・
全ては劇場で、自分が舞台に出た瞬間に答えが出るのでありましょう・・・

南極観測隊として追い詰められた人間が、帰国する舟の中での複雑な人間関係、稽古場で同じ様に追い詰められた役者が演じます。
♪お暇なら来てよね〜私寂しいの〜・・・

25歳年上の飲み友達

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現在稽古中の「アウロラ
演出家は昨年「木田さん」で御一緒した、入谷俊一氏。
演出中は、戯曲の方向性、作家の狙い、役の人間性、人間関係、リアリズム等々、非常にシビアな指示を飛ばし、役者に多大な課題を提示してくる・・・
進劇畑の裏方から出発したとの事、とても人間の心理、関係性、戯曲の裏側を掘り下げる演出家である・・・
ただ・・・仕事を終えるとやな、只の、どうしようも無い、アル中に・・・
稽古が終わると同時に稽古場を出て、酒屋、コンビニに飛び込んで「缶チューハイ」を購入。
俺のTシャツの裾を掴んで、「智ちゃん、一杯だけ付き合って、お願い!一杯でいいから・・・」
非常に、面倒なオッサンである・・・

母なる星よ

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アウロラ」稽古もやや終盤戦・・・
正直、梅雨時期の稽古はしんどいもんがある。
暑さと湿気にヘトヘトである。
男子女子によって冷房の好き嫌いが激しい。
上げたり下げたり、付けたり消したり・・・
体調管理も役者の仕事。
「スタミナ・・・つけな・・・」
久しぶりに我が故郷「遊星ラーメタル」へ・・・

いつもは、ランチタイム混雑時を避け、開店早々11時に暖簾をくぐる事にしているのだが、その日は前夜の酒が少し残り、布団を畳み始めたのが12時。
「混でるやろなぁ」
しかしながら口中、全身が我が故郷「ラーメタル」へ向かっている・・・
愛しいチャリンコ「宇宙船地球号」に乗って「ラーメタル」を目指す。
到着して店の中を覗いてみた。
店内は「聖母達のララバイ」である。
♪こ〜の〜店は〜戦場〜だから〜
一旦躊躇はしたものの己の欲は止められない。
店に入って食券を購入。
慌ただしくラーメンをすすり込む兄さん方の合間に身を縮めながら座る。
注文の品「ラーメン、半ライス」到着。
運んで来てくれた、何時ものおばちゃん、恐らく店主の妻の言葉
「今日、何時もより遅いね、どうしたの?」
ビックリしたまま、気の効いた言葉も見つからず
「ええ・・・ちょっと・・・」
「お待ちどう様」の言葉と共に、目の前に置かれた「ラーメン、半ライス」
ラーメンには「チャーシュー麺」と同じ枚数のチャーシューが乗っていた・・・
今日は、無言の「愛情チャーシュー」分、稽古を頑張ろうと思う。

でも、俺、チャーシュー、苦手やねん。
ごめんなさい、また来ます・・・

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