母なる星よ

| 修正

アウロラ」稽古もやや終盤戦・・・
正直、梅雨時期の稽古はしんどいもんがある。
暑さと湿気にヘトヘトである。
男子女子によって冷房の好き嫌いが激しい。
上げたり下げたり、付けたり消したり・・・
体調管理も役者の仕事。
「スタミナ・・・つけな・・・」
久しぶりに我が故郷「遊星ラーメタル」へ・・・

いつもは、ランチタイム混雑時を避け、開店早々11時に暖簾をくぐる事にしているのだが、その日は前夜の酒が少し残り、布団を畳み始めたのが12時。
「混でるやろなぁ」
しかしながら口中、全身が我が故郷「ラーメタル」へ向かっている・・・
愛しいチャリンコ「宇宙船地球号」に乗って「ラーメタル」を目指す。
到着して店の中を覗いてみた。
店内は「聖母達のララバイ」である。
♪こ〜の〜店は〜戦場〜だから〜
一旦躊躇はしたものの己の欲は止められない。
店に入って食券を購入。
慌ただしくラーメンをすすり込む兄さん方の合間に身を縮めながら座る。
注文の品「ラーメン、半ライス」到着。
運んで来てくれた、何時ものおばちゃん、恐らく店主の妻の言葉
「今日、何時もより遅いね、どうしたの?」
ビックリしたまま、気の効いた言葉も見つからず
「ええ・・・ちょっと・・・」
「お待ちどう様」の言葉と共に、目の前に置かれた「ラーメン、半ライス」
ラーメンには「チャーシュー麺」と同じ枚数のチャーシューが乗っていた・・・
今日は、無言の「愛情チャーシュー」分、稽古を頑張ろうと思う。

でも、俺、チャーシュー、苦手やねん。
ごめんなさい、また来ます・・・