稽古開始!/座長 

| 修正

始まりました。照明の増田氏、音響の清水氏を交え、制作の藤岡、出演者10名。先ず、ちょこちょこ説明を加えつつ、私の本読み。

そして昭和38年京都南座での貴重なモノクロ映像を皆で鑑賞。三世市川寿海の青山播磨(初演した二世市川左団次の劇団に居たので、高島屋写しなんだそうです)、六世中村歌右衛門のお菊(46歳の大成駒!海千屋が思わず「奇麗だな~」)。寿海はこの時既に喜寿!流石に幕切れ花道の駆け込みを止めているが、音吐朗々とした台詞術と、お菊とのラブラブ振りが瑞々しい。

休憩後、いよいよ読合せ。事前に、全体の枠組みを強固にした(下座音楽や鬘衣裳)ので、演技は思い切り自由にして行く、と方針を知らせていた通り、皆、どんどん暴走!いや~、この純愛ドラマ、どんなになっちゃうのでしょう。この気持ちを新鮮に保って置こうと、一回ぽっきりで稽古終了。

本番で使う衣裳を倉庫からチョイス。頭で描いていても実際並べるとバランスが色々あって、ああでもない、こうでもない。2時間以上費やしてしまいました。

DVC00354.jpgさて、稽古初日の乾杯。坊屋さんは「遠ざかるネバーランド」の稽古へ。下戸の射留屋は、飲み会がドンチャンする前にご帰宅。海千屋は、珍しく飲まずにお帰り。おそらくパチンコだろう。演出助手のおーにょ君は、名古屋でウルトラマンの虜になってます。さ、皆、よろしくな!!