『恐怖時代』ついにお稽古開始しました!
久しぶりに集まる座員達。いよいよ始まったなぁ~という気がしてきます。
今回は2007年に初演した作品の再演なんですが、もっぱらの心配事は
前回の面白ネタを今風にどうアレンジ出来るか。
・・・・・・そこ(笑)!?
土日もまだお席ございますので、真夏の浴衣芝居、
ぜひとも観にいらしてくださいませ~☆
稽古場見学中の2人。
谷崎は、1886年7月24日に生まれています。なので、今年は生誕130年となります。そんな年の、しかも7月に上演!実は、これ全くの偶然なんです。昨年の『毛皮のマリー』もGOサインを出してから、寺山修司生誕80年という事実を知りました。2度も続くと、これはもう呼ばれているとしか思えません。
再演の配役は多少悩みました。靱負を勤めた武蔵屋はあっち行っちゃったし
。思い切ってイメージ変えてみました。グーンと平均年齢上がっちゃいました。初演通りの海千屋だって、あれから9年経っちゃったしね。
お待たせいたしました、『恐怖時代』一般発売を開始致しました。
お申込は「券」ページから。
もちろんお電話でも承ります。
花組芝居:03-3709-9430
本日はこの後14時までの間、役者が電話対応させていただきます。
みなさまのお申込、お待ちしております!
いよいよ今週末から『恐怖時代』の一般発売を開始いたします。
発売日のみ役者がお電話にてご予約をお受けいたしますので、
この機会にぜひお申込みくださいませ☆
花組ヌーベル『恐怖時代』
一般発売:5月21日(土)
☆役者電話対応時間:10時~14時(5/21のみ)
お申込みTEL→03-3709-9430(花組芝居)
または花組芝居オンライン予約まで
初演の舞台写真より。この満面の笑顔!!
「鼻の穴や口元から血が夥(おびただ)しく吐き出されて」
「一刀の下に眉間を割られたらしく、熱に蕩(とろ)けた飴のように顔の輪郭が悉(ことごと)く破壊されて眼球と歯と舌だけがはっきり飛び出して居る」
「身体から三四尺の高さに血煙が吹き上がる」「後ろから脳天の骨を横に削がれる。髪の毛と頭蓋の生皮が剥ぎ落されて、真っ赤な、惨たらしい坊主頭になる」
武智鉄二演出の舞台を見て谷崎潤一郎が「(既に3分の1カットしてあるのに)もっと短くても良いが、ト書きはその通りやってくれ、良く書けてるんだから」
猟奇的な描写を、きっとワクワクしながら書いたんでしょうね。こんなの、舞台じゃ実現不可能だっつうの!
お待たせいたしました。
「恐怖時代」花通/DMメール会員専用 優先予約を開始しました。
「券」ページのリンクよりお進みください。
※申込には専用のパスワードが必要です。
※終了しました
「OFFのやつらが集まって、一つ舞台をやってしまおう!」2004年に始まった『花組芝居OFFシアター』の趣旨でした。
それが、翌年の第二回目に「ハイ・ライフ」を僕の演出した際、「OFF」という事は、劇団本体が公演がなく、個人的にもスケジュールが空いている有志の為の企画なんだから、座長=社長が関わる公演は「OFF」とは言えないのではないか?という意見が出ました。
そりゃそうだ、という事で「花組芝居OFFシアター」通称「ハナオフ」から、僕は手を引きました。
俳優は演技して何ぼ!自分も現役の俳優ですから、本公演は全座員を出演させる(幸いにも美味しいお仕事を頂戴した者は、マネージメントもする会社として、又本人の経験も鑑み、そちらを優先します)のがポリシー。この点に関しては、研修生でも、ともかく舞台へ上げちゃう。
とすると、本公演で上演する演目は、その頭数が必須前提となります。ダブルやトリプルのキャスティングは、相当現場に負担を強いますから、ズラリ大曲輪(おおぐるわ=大役揃いな大作)な作品が選ばれ勝ちとなります。
しかし演出家としては、そんな制約のない、自由な発想で作ってみたいもんです。そこで、本公演では掛けられない規模、もしくは実験的な作品を、座長が取り上げる場として立ち上げたのが『花組ヌーベル』であります。
20周年記念に、オリジナル浴衣を作りました。柄は「花組格子」、8本と7本の縞を組合せ、座紋「大根蝶(下手な役者、或いは、どう料理しても美味い=大根が、羽根を広げた蝶の形になっています)」の替紋、「飛び大根蝶(その大根蝶がサッと飛び上がった様子)」を散らしました。
この時、「春藤靱負(しゅんどうゆきえ)」を勤めた武蔵屋(水下きよし)は、一昨年1月、旅立ちました
。今回、同じ創立メンバーである波多屋(ぱたや=原川浩明)が勤めます。
「梅野」は9年前と同じ、那河岸屋(小林大介)が勤めます。あの時は、初女形でした。
五代目中村富十郎、二代目中村太郎(新駒屋)、五代目坂東玉三郎、六代目中村歌右衛門、浅丘ルリ子、三代目中村扇雀、の皆さんが演じられた「お銀の方」。楽しい役です。
●出演
お銀の方 加納幸和 春藤靭負 原川浩明 氏家左衛門 山下禎啓
春藤家の太守 北沢洋 菅沼八郎 横道毅 珍斎 秋葉陽司
お由良・侍・侍女 松原綾央 細井玄沢・侍・侍女 磯村智彦 梅野 小林大介
磯貝伊織之介 押田健史 侍&侍女 三上竜(研修生)
●公演日程
2016年7月6日(水)~11日(月) 下北沢 ザ・スズナリ
7月 | 06 (水) | 07 (木) | 08 (金) | 09 (土) | 10 (日) | 11 (月) |
14:00 | ★ | ● | ● | ● | ● | |
19:00 | ★ | ★ | ● | ● |
●料金 (※全席指定・税込)
前売 4,000円 当日 4,400円
★前半割引 前売 3,600円 当日 4,000円
●チケット取扱
花組芝居オンライン予約
花組芝居TEL 03-3709-9430
電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:450-677)
イープラス
●一般発売:5月21日(土)〜
折重なる陰謀 手に手を取って闇の中 そこは美しきかな 恐怖時代
屋敷に“お殿様”の住む時代。残忍にして血を好む殿様がいた。気まぐれに下々の者を血祭りにあげ、我儘の限りを尽くしている。
この殿様の寵愛を一身に受けるのは側室お銀の方。素性の知れないこの女、蒸し暑い夏の夜、男子禁制の奥御殿に男を忍ばせ、非情な悪企みをはじめた――――――――。