20周年記念に、オリジナル浴衣を作りました。柄は「花組格子」、8本と7本の縞を組合せ、座紋「大根蝶(下手な役者、或いは、どう料理しても美味い=大根が、羽根を広げた蝶の形になっています)」の替紋、「飛び大根蝶(その大根蝶がサッと飛び上がった様子)」を散らしました。
この時、「春藤靱負(しゅんどうゆきえ)」を勤めた武蔵屋(水下きよし)は、一昨年1月、旅立ちました
。今回、同じ創立メンバーである波多屋(ぱたや=原川浩明)が勤めます。
「梅野」は9年前と同じ、那河岸屋(小林大介)が勤めます。あの時は、初女形でした。
五代目中村富十郎、二代目中村太郎(新駒屋)、五代目坂東玉三郎、六代目中村歌右衛門、浅丘ルリ子、三代目中村扇雀、の皆さんが演じられた「お銀の方」。楽しい役です。