2016年4月アーカイブ

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花組ヌーベル/座長 

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「OFFのやつらが集まって、一つ舞台をやってしまおう!」2004年に始まった『花組芝居OFFシアター』の趣旨でした。

それが、翌年の第二回目に「ハイ・ライフ」を僕の演出した際、「OFF」という事は、劇団本体が公演がなく、個人的にもスケジュールが空いている有志の為の企画なんだから、座長=社長が関わる公演は「OFF」とは言えないのではないか?という意見が出ました。

そりゃそうだ、という事で「花組芝居OFFシアター」通称「ハナオフ」から、僕は手を引きました。

俳優は演技して何ぼ!自分も現役の俳優ですから、本公演は全座員を出演させる(幸いにも美味しいお仕事を頂戴した者は、マネージメントもする会社として、又本人の経験も鑑み、そちらを優先します)のがポリシー。この点に関しては、研修生でも、ともかく舞台へ上げちゃう。

とすると、本公演で上演する演目は、その頭数が必須前提となります。ダブルやトリプルのキャスティングは、相当現場に負担を強いますから、ズラリ大曲輪(おおぐるわ=大役揃いな大作)な作品が選ばれ勝ちとなります。


kyofu2[1] - コピー.jpg


しかし演出家としては、そんな制約のない、自由な発想で作ってみたいもんです。そこで、本公演では掛けられない規模、もしくは実験的な作品を、座長が取り上げる場として立ち上げたのが『花組ヌーベル』であります。

9年前/座長 

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20周年記念に、オリジナル浴衣を作りました。柄は「花組格子」、8本と7本の縞を組合せ、座紋「大根蝶(下手な役者、或いは、どう料理しても美味い=大根が、羽根を広げた蝶の形になっています)」の替紋、「飛び大根蝶(その大根蝶がサッと飛び上がった様子)」を散らしました。


kyofu1[1] - コピー.jpgこの時、「春藤靱負(しゅんどうゆきえ)」を勤めた武蔵屋(水下きよし)は、一昨年1月、旅立ちました…。今回、同じ創立メンバーである波多屋(ぱたや=原川浩明)が勤めます。


「梅野」は9年前と同じ、那河岸屋(小林大介)が勤めます。あの時は、初女形でした。


五代目中村富十郎、二代目中村太郎(新駒屋)、五代目坂東玉三郎、六代目中村歌右衛門、浅丘ルリ子、三代目中村扇雀、の皆さんが演じられた「お銀の方」。楽しい役です。

「恐怖時代」公演情報 

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●原作:谷崎潤一郎  ●脚本・演出:加納幸和
●出演
 お銀の方…加納幸和  春藤靭負…原川浩明  氏家左衛門…山下禎啓
 春藤家の太守…北沢洋  菅沼八郎…横道毅  珍斎…秋葉陽司
 お由良・侍・侍女…松原綾央  細井玄沢・侍・侍女…磯村智彦  梅野…小林大介
 磯貝伊織之介…押田健史  侍&侍女…三上竜(研修生)

●公演日程
 2016年7月6日(水)~11日(月) 下北沢 ザ・スズナリ
7月 06
(水)
07
(木)
08
(金)
09
(土)
10
(日)
11
(月)
14:00  
19:00    
  ※受付開始は開演の1時間前 開場は30分前  ★印:前半割引

●料金 (※全席指定・税込)
 前売 4,000円 当日 4,400円
 ★前半割引 前売 3,600円 当日 4,000円
●チケット取扱
 花組芝居オンライン予約
 花組芝居TEL 03-3709-9430
 電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:450-677)
 イープラス
●一般発売:5月21日(土)〜

チラシ表 チラシ裏

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折重なる陰謀 手に手を取って闇の中 そこは美しきかな 恐怖時代

屋敷に“お殿様”の住む時代。残忍にして血を好む殿様がいた。気まぐれに下々の者を血祭りにあげ、我儘の限りを尽くしている。
この殿様の寵愛を一身に受けるのは側室お銀の方。素性の知れないこの女、蒸し暑い夏の夜、男子禁制の奥御殿に男を忍ばせ、非情な悪企みをはじめた――――――――。

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