告白

| 修正

私・・・磯村智彦は、皆様のおかげで無事、2011年を向かえさせていただきました・・・
私は、自分で言うのもなんですが、生真面目な人間です。
不器用ではございますが、真面目に生きて参りました。
まさかそんな私が、あの様な行動に出てしまうとは・・・
嫌、黙っていれば勿論、誰にも知られずに、今まで通りの生活を送る事が出来るのです。
しかし私は、あの日の出来事を黙ったまま、これからの生活を送って行ける自信がありません。


ここに、告白致します・・・
一言でいえば、魔が差したんです。


・・・あの日私は、何時ものラーメン屋へと、自転車を走らせていました。
でも、その日はとても寒かったんです。
そしてとても風が強かった。
更に輪をかけて私は空腹の限界だったんです。
人間、弱ってしまうと、思い掛け無い事をしてしまうものです。
・・・私はあろう事か、道の途中にある「日高屋」の前で、自転車を漕ぐ足を止めてしまったんです・・・

皆様ご存知でしょうか?
全国にチェーン展開するラーメン店「日高屋」を。
勿論私は知っていました。
ただ一度も入ろうとは思わなかった。
何故なら、私には常に目的があったから。
しかしあの日、私は辛かった、我慢が出来なかった、目的の地迄の道のりが・・・
そして私は自転車からゆっくりと降り、「日高屋」の自動扉の前に、立ってしまったんです・・・
ウィ〜ン
「いらっしゃいませ!空いてるお席へどうぞ!!」
暖かかった、その言葉が。
私はその暖かさに負け、後ろ髪を引かれながら、カウンター席へと座ってしまったのである・・・


すいません。もう限界です。
ここから先の話は又、気持ちの整理が着いた時にお話し致します・・・