柿喰う客公演「俺を縛れ!」拝見・・・
何がどないして、こうなったかは良く解らんが、りょんの本拠地に丸ちゃんが?
まぁ、仲良しやからなぁ・・・
喋り倒しの仲良し二人
しゃくれ「喉大丈夫なん?」
丸ちゃん「ヤバイんすよ・・・」
りょん「注射した・・・」
しゃくれ「えっ・・・」
陰ながら尊敬します。
柿喰う客公演「俺を縛れ!」拝見・・・
何がどないして、こうなったかは良く解らんが、りょんの本拠地に丸ちゃんが?
まぁ、仲良しやからなぁ・・・
喋り倒しの仲良し二人
しゃくれ「喉大丈夫なん?」
丸ちゃん「ヤバイんすよ・・・」
りょん「注射した・・・」
しゃくれ「えっ・・・」
陰ながら尊敬します。
巨匠「辞めよう!」
場違い「えっ?」
巨匠「それ、辞めよう!!」
場違い「はい・・・」
巨匠「泣け!」
場違い「え?・・・」
巨匠「泣くんだよー!!!」
場違い「・・・すいません、できません!!・・・」
舞台袖にて・・・
加納「なにやってんだよ!出番だろ、早く出て!!」
磯村「えっ!?」
八代「早く出ろ!!」
磯村「あの・・・」
加納「何!?」
磯村「この場面、俺、稽古してないんですけど・・・」
加納「何言ってんだ、原作読んだんだろ!?」
磯村「まだ、途中で」
植本「途中だ?ふざけんなよお前・・・」
加納「それでも役者か!?」
金座長「辞めちまえ!!!」
舞台に走りでた俺。
客席「クスクス・・・誰?あれ・・・」
磯村「本日の御来場、誠に有り難うございます!開演に先立ちまして・・・」
客席「クスクス・・・」
磯村「申し訳ございません!これは・・・」
・・・目が覚めた。
午前5時・・・
掛け布団を跳ね飛ばし、汗だく、喉カラカラ・・・
布団から這い出し、冷蔵庫から水を取り出し「ング、ング、ング・・・プヒュー」
中島らも氏曰く
「人の夢の話程、つまらん話は無い」と。
誰が読んでるねやろ・・・
ま、ええか。暇やし。
昭和48年 5月30日生まれ。
大学を中退し、俳優の道を志す・・・
平成15年 11月某日 韓国で100人前の肉豆腐を作る。
平成17年「花組芝居」に入座。
嗚呼我が人生、一度なりけり・・・
平成15年11月。
撮影当初は7月。
いわゆる「スター」以外のオーディションで選ばれた野郎役者達は、上半身裸で真っ黒になりながら、汗と土にまみれ「撮影現場造り」をしなければならなかった。
「衣装」半分「作業着」半分の日々。
毎日が「肉体労働者」であった。
泥を掻き、整地し、家を立て、セットを組み、小道具を造り、配置、照明を仕込み、衣装に着替え、演じる。
終われば、作業着になり、全てを撤収し、次の現場へ・・・
同じ事を繰り返し、季節は早、初冬へ・・・
笑いもすれば、怒鳴りもするわ、誉めもすれば、嫌味も言うわ、酒を飲んでは喧嘩もするわ・・・
韓国の冬は恐ろしく寒い。
当時の俺らは心も寒い。
せめて、食事ぐらい・・・
暖かくって、旨いもん、なんやろか・・・
「芸」は身を助けた。
長年の一人暮らし歴の財産「一人鍋」が韓国デビューを果たしたのである。
冬の「肉体労働者」の心を満たす物・・・
豚バラ、玉葱を「飴色」になるまで炒め、水を投入。
100人前の「本だし」、砂糖、醤油でコトコトと・・・
木綿豆腐を普段のストレスの思いのままに、手でひきちぎってドーン!!!・・・
飢えていた「ジャパニーズジャンク」
「吉野某」「松某」「すき某」的な味・・・
「作り過ぎたか」
と思っていた鍋の中は底を見せた。
「おかわり」
「ごめんなさい、もう無いねん・・・」
ニンマリの「食事班」例え己の望ましい喜びとは程遠くとも、人の心を動かすとは何よりの幸せであった。
数日後、帰国。
俺は、「新宿梁山泊」の創設メンバーの前で土下座をし、「すいません、お世話になりました」退団を申し出た・・・
「それはそれ、これはこれ」であった。
次回「ペンネアラビアー・・・
辞めとこ。
とりあえず前へ・・・
日々、「料理」に励んでいるであろう先輩、後輩。
頑張って貰いたいと願いを込めて、私は再び8年前の韓国へ飛んで行く・・・
「制作担当」と言う名のもとに、「トイレ掃除」「遅刻した役者を起こしに行く」「生活、撮影用品の管理」「様々なスターの付き人」「三歩以上は走る」等々 バリエーション豊かな日給5000ウォン(300円)のバイト?の日々・・・
唯一、心が癒されるのは、ホテルの部屋よりも「紫テント内特設厨房」であった。
地元の業者さんによる「何も、ここまでせんでも・・・」本格的な厨房である。
撮影準備期間から撮影初旬は、地元の食堂から料理人を雇って、毎日韓国料理を作ってもらっていた。
毎日毎日朝から晩まで本格的な韓国料理。
さすがに辛くなって来た。
そこで監督の一言「ハンバーグが食べたい」
しかしながら、「そんなものは作れない」クビを切られた料理人・・・
「食」に関して切迫していた「映画クルー」当時レストランに就職していた、元梁山泊の座員を日本から呼び出し、飲食のバイトを経験していたしゃくれと共に「100人前の食事担当」となったのである。
ある時監督から
「八宝菜が食べたい」
とのリクエスト。
「涙のリクエスト」
我ら「食事班」は食材を求め「韓国のクイーンズ伊勢丹」である「Eマート」へ車を走らせた・・・
豚バラ、海老、いか、うずらの卵、白菜、人参、キクラゲ、椎茸、塩、胡椒、醤油、中華味・・・
さすが「韓国のクイーンズ伊勢丹」何でもあるがな。
我ら「食事班」は「紫食堂」で、翌日の「八宝菜」の下準備を終えると、静かに「地獄の撮影現場」に向かった・・・
さて、翌日である。
早朝5時より朝食準備。
「八宝菜」の食材と共に買い揃えた、食パン、クロワッサン、フランスパン。
前日の残りのご飯で作った「朝がゆ」、ゆで卵、サラダ、ポタージュ、味噌汁・・・
役者を志した当初から遥かにエネルギーの使い所を間違っている。
「何をしとんねん俺」
狂い始めた人生設計に不安を覚えながらも、
「美味しいよ」
「うめえ・・・」
「これで頑張れる」
の言葉に励まされていたもんだ・・・
朝食の片付けを終え、いよいよ昼飯の「八宝菜」に取り掛かる。
何しろ「100人前」えらいこっちゃである。豚バラ、魚介を中華鍋で炒め、ズンドウ鍋へ。
これを数回繰り返し、野菜達も同じ様に。
水を入れて、我が人生一生分の中華味、塩、胡椒、醤油を。
煮込む事30分。
味を見てみる・・・
「俺達、天才だな」
旨い、旨いと食う奴らの姿が目に浮かぶ。
「さて、仕上げっか」
トロミをつけようとしたとたん
「シュワワワワー!!!!」
「八宝菜」から大量の泡が吹き出した!
「ぬおぉぉぉー!!」
絶叫の「紫食堂」・・・
「片栗粉」と思いこんで購入した物は、あろう事か「ジュウソウ」であった・・・
「ヤバイ、殺される」
殺されるわけは無い。
しかし、テンパった我らは「Eマート」に車を飛ばす。
「カタクリ、トロミ、トローリ、中華、中華!!」
店員さんに全て身振りと日本語で詰め寄る。
「殺される・・・」
その、気迫が伝わったのかは解らないが、どうにか「片栗粉」を手に入れた・・・
「旨めーな!」
「こんなん食べれるとは思わんかったわ」
「有り難う、〇〇さん、イソップ!」
・・・「ジュウソウ」の「苦味」を誤魔化す為に「食事班」が寿命を一週間縮めた事は、誰も知らない事実である・・・
次回「肉豆腐in韓国」御期待下さい。
「くいしん坊!散財」
「おしるし」を終えたプリンスと、ごっつ久しぶりに差し飲み・・・
しゃくれ宅の近所の「ホルモン焼き屋」で飲み始めた・・・
プリンス「おしるし、おもろかった?」
すじかい「井之上さんてさ・・・」
プリンス「ラーメタルって何?」
すじかい「牡丹燈籠、誰演りたい?」
・・・ペロンペロンの二人はそのまま「禁断の長浜ラーメン屋」へ・・・
一時期はまっていたダイエット。
しかしながら最近は「食べて、動く」で現状維持。
腕立て、腹筋一日100回。
そろそろまた、カツケン先輩と、ミハエルとサイクリングでも行ってみっか・・・
でも、炭水化物は辞められず、米、ご飯、ライス、たっぷし食うてしまうなあ。
うどん、中華麺、辞められまへんなぁ・・・
「ところではじめ君・・・」
「えっ!?弥生さん?帰ったんじゃ無かったの?・・・」
「ええ・・・乗り遅れてしまって・・・」
「乗り遅れた・・・何に?」
「京阪電車」
「京阪・・・ねえ、弥生さん、弥生さんは本当に1000年女王なの?」
「・・・フッフッフッ・・・」
「?」
「よく見破ったな、たけちゃんマン!」
「たけ?・・・」
「そうさ、私は、雪野弥生でも、1000年女王でも無い・・・」
「何ぃ・・・!?」
「私の、私の本当の正体は・・・」
あっ、ナウシカが始まった
「弥生さん!!」
「私はもう、ラーメタルに帰らなければなりません・・・」
「そ・・・そんな!」
「今まで、色々有り難う、はじめ君・・・」
「・・・どうしても、帰ってしまうの?」
「ええ、それが、1000年女王の定・・・」
「・・・」
「ねえ、はじめ君」
「何?・・・」
「最後に一つ、聞いてもいい?」
「・・・うん・・・」
「昨日の夜、何食うた?」
「えっ?」
「いやいや、昨日の夜何食うたかって聞いとんねん」
「・・・冷や奴」
「あぁ、最近太っとるからな」
「はっ!?」
「さようなら、はじめ君、私の名は1000年女王、遥かラーメタルより・・・」
申し訳ございません・・・
様々な暖かいお言葉の数々有り難く、日々の糧とさせて戴いております。
「右手に携帯」「左手にガソリン」の日々。
パソコンなど所有する気、更々ございません。
「生涯アナログ」の私でございます・・・
掲示板に投稿せずはや数年。
申し訳ございません・・・
今後共、御贔屓下さ・・・「・・・じめ君・・・はじめ・・・く・・・」
「弥生・・・さん?」
「そうよ、はじめ君、はじめ君よね?」
「ええ、弥生さ・・・弥生さんでいいのかなぁ・・・?」
「はじめ君、今はそれ処ではないのよ!私に力を貸して!!!」
「何!?何があったの弥生さん!!?」
「・・・えーとね」
「?」
「明日迄に考えとく」
「はじめ君・・・聞こえる?私の声が・・・」
「えっ?・・・誰?誰なの・・・ひょっとして弥生・・・さん?」
「そう、弥生・・・いえ、はじめ君、秘密にしていてごめんなさい。貴方の知っている、弥生・・・雪野弥生は、借りの姿・・・私の名は1000年女王・・・」
「1000年・・・女王!?」
「そう・・・遊星ラーメタルより、地球へ・・・」
「遊星ラーメタル?から?地球へ?何故、何の為に・・・?」
「はじめ君・・・」
「何です・・・」
「ごめんなさい、私は、人知れず影の様に地球を治めて来た・・・それが1000年女王」
「じゃ、弥生さんが・・・・今の地球を治めてるって事?」
「信じられない話よね・・・」
「うん・・・」
「誰も知らない、誰も信じないつかの間の夢」
「弥生さん・・・」
「ねえ、はじめ君」
「何?」
「私の夢、私のお願い、聞いてくれない?」
「・・・うん、何?」
「飲んだ後ラーメン食うの辞めな」
「え?」
「飲んだ後食うの辞めろっつってんだよ!」
「・・・弥生・・・さん・・・」
「・・・私の名は1000年女王・・・」