チラシ/あらすじ

 

※クリックすると大きくなります


インドの地、天上界に住む神々の最高位、シヴァ神の突然の死によって
次代の輪天聖王に、未亡人となったカーリー(黒色の女神)の実子、
インドラ(帝釈天)が選ばれる。
シヴァの第一子ではあるが、人間の卑しい血をひく半神半人のシッダルタ(釈迦)に比べ、
第二子にして血統正しきインドラが王位に就くのは当然のことと
司法神ヴァルナ(水天)等、神々に異存はない。
しかし、インドラは病のため面相が崩れ、失明寸前。
しかも、なんと実母カーリーに求愛される。
だが、これには深いわけが隠されていた…。


なにも知らないインドラは嫁女ヤマ(閻魔天)と天上界を脱出する。
二人を追うカーリー、さらにそれを追うシッダルタ。
ついに四人はカーリーの里親、
爺ブラフマー(梵天)、婆サラスヴァティー(弁財天)の住まいで鉢合わせ。
そしてカーリーの企てが明かされる──。