無題

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二十面相「フッフッフッ・・・一足遅かったようだね、明智君、小林君」
明智「しまった、やられたか!!・・・」
小林「畜生っ、二十面相めっ・・・」
二十面相「この様な子供騙しの仕掛けに、この怪人二十面相が引っかかると思ったか!」
明智「うぬっ・・・」
小林「明智先生・・・」
二十面相「君達もまだまだだな。甘い、甘い。では、この幻の秘宝『モナリザの涙』は頂戴する。これでまた、私のコレクションが華やかになるというものだ・・・」
明智「小林君。残念ながら、我らの、か・・・完敗だ・・・」
小林「先生・・・」
二十面相「では、お二人さん、少年探偵団の皆さん、またお会いするとしよう!!フッフッフッフッ・・・ハッハッハッハッハッハ!!!」
小林「待て!二十面相!!」
二十面相「何だね?小林君」
小林「悔しいけど、いつもお前にはやられっぱなしだ」
二十面相「当然さ。所詮私には適わないと言う事さ・・・」
小林「二十面相、君とはかれこれ、三年ぐらいの付き合いになるかな・・・」
二十面相「フッ・・・そうだな、それぐらいは経っているかもな」
小林「ねえ、二十面相」
二十面相「何だね、小林君」
小林「僕の、下の名前、知ってる?」
二十面相「・・・えっ?」
小林「やっぱりな」
二十面相「えっ・・・何?」
小林「長い付き合いなのにさ・・・」
二十面相「・・・」
小林「結構、冷たいよね・・・」
二十面相「・・・そっ、そういう・・・」
小林「上辺だけの付き合いなんだね」
二十面相「いや、違うがな、実はやな・・・」
小林「隙ありっ!!」
二十面相「あっ・・・」
小林「明智先生!!『モナリザの涙』取り戻しました!!」
明智「でっ、でかしたぞ、小林君!!」
二十面相「むっ・・・むむぅっ・・・」
少年探偵団「バンザーイ!バンザーイ!!」

こうして「モナリザの涙」を取り戻した小林少年。さすがは僕らのヒーローだ!すごいぞ小林少年!僕らに勇気を有り難う!!負けるな小林少年!頑張れ我らが少年探偵団!!!
♪ぼっ、ぼっ、僕らは少年探・・・