『丸川のQ』&『A』

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『盟三五大切』ってどうやって読むの?どんな話?原作者の『鶴屋南北』って誰?などなど、丸川の素朴な疑問に答えるコーナー作っちゃいました!その名も『丸川敬之のQ』&『A』。はい、そのままですね。
花組芝居の“羞恥心”こと丸ちゃんがあなたの疑問に答え、いや、あなたに代わって質問を投げかけるコーナーです。

丸川『鶴屋南北って、本当に居た人なんですか!?』saki2-1.jpg

A:【鶴屋南北】とは―――。

歌舞伎脚本作者。三世までは俳優。
(1)(四世)大南北といわれ、別号、姥尉輔。江戸の人。初世桜田治助の門に入って桜田兵蔵といい、のち沢兵蔵・勝俵蔵と改名。一八一一年、南北の名を襲ぎ、舞台構成の奇想と扇情的な作風が時代にむかえられた。『天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)』『お染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』『東海道四谷怪談』など、傑作が多い。(一七五五~一八二九)
(2)(五世)四世の孫で、孫太郎南北、また小南北という。河竹黙阿弥の師(一七九六~一八二五)

以上、広辞苑より。
う~ん、漢字がいっぱい。ちなみに『盟三五大切』の作者は(1)で紹介されている、“大南北”の方ですね。ところで作家だった彼が役者の名前を襲いだのは、奥さんが三世の娘さんだったからといわれています。前出の『東海道四谷怪談』や『櫻姫東文章』、『隅田川花御所染』など、花組とも縁の深い作品がずらり。「本当に居たんですか?」なんて言ったらバチが当たりますよ・・・?

彼に関する記述は、Webでもたくさん紹介されていますので、気になる方は検索してみてくださいね(おいおい)。
『丸川敬之のQ』&『A』次回題材未定。See you soon!
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