『源氏物語』って、とにかく登場人物が多くて難しい~!
なので、観劇前の予習として、今回取り上げる第九帖『葵』の人物紹介をしてみたいと思います。もちろん読んでなくても楽しめますが、主人公・光源氏との関係性を頭にいれておくと10倍楽しいですよ!
出来るだけ簡単にまとめてみましたので、お時間のある時にどうぞ(*´▽`*)
【光源氏】
先帝・桐壺帝の息子。母・桐壺更衣の位が低いため臣下に下り、源氏を名乗る。
父帝の後妻・藤壺に恋心を抱いている。
【桐壺院/きりつぼいん】
先帝。光源氏の母・桐壺更衣亡き後、藤壺を後妻に迎える。
【藤壺】
桐壺帝の後妻。桐壺更衣に生き写しの美女。光源氏との道ならぬ恋に悩んでいる。
【東宮】
表向きは桐壺帝と藤壺の息子だが、実は藤壺と光源氏との間の不義の子。
【六条御息所/ろくじょうみやすどころ】
光源氏の愛人の一人。年下の恋人の気持ちが離れていく辛さに思い悩んでいる。
【斎宮/さいぐう】
六条御息所の娘。斎宮として伊勢神宮に赴く。
【朝顔】
光源氏の従妹。源氏の求愛を拒み続ける。
【左大臣】
光源氏の正妻・葵の上の父。
【大宮】
光源氏の正妻・葵の上の母。
【葵の上】
光源氏の正妻。年下の夫に対して素直になれない日々が続いたが、妊娠をきっか
けに打ち解ける。
【照日の巫女/てるひのみこ】
梓弓の名手。託宣や呪術を行う巫女。本編のストーリーテラー。
【紫の君】
藤壺にそっくりの美少女。光源氏に誘拐同然に連れ去られ、一緒に暮らしている。
【少納言】
紫の君に仕える女房。
【三位中将/さんみのちゅうじょう】
葵の上の兄。光源氏とは親友であり良きライバル。
【源典侍/げんのないしのすけ】
恋多き老婆。光源氏に色目を使う。
【右大臣】
桐壺帝の正妻・弘徽殿大后の父。
【弘徽殿大后/こきでんのおおきさき】
桐壺帝の正妻にして、現帝の母。桐壺帝が愛した桐壺更衣と、その子光源氏を憎
んでいる。
【朧月夜/おぼろづきよ】
弘徽殿大后の妹。光源氏の愛人の一人。
【生霊】
六条御息所の生霊。葵の上を苦しめる。
やっぱり多かった~(笑)。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは劇場にて、お待ちしております!