何年振りだろう、大阪公演前の記者発表。東京では商業規模でないと、合同取材のようなイベントは難しく、雑誌や新聞毎の単独がせいぜいだが、演劇関係者の横の繋がりがフランクな大阪では、度々開催させて頂いている。
古くからの方が多く、「お久し振りです」「今、所属が変わりました」改めて名刺交換し、続けている事の有難さを味わった。しかもずっと以前から変わりない、扇町の会見場「ミニヨン」。
しかし、道のりは遠かった…。
大阪駅が新しくなったので到着早々迷子になる。俺は曽根崎警察署方面へ行きたいんだッ！反対側に出てしまうという失態を演じ、駅をグルっと回り、二十分も掛かってようやく「泉の広場」に辿り着く。
この噴水は、これまで幾度も形状を変えているけど、縦横無尽な梅田地下街の大きな目印になっているのは今も昔も。
正味一時間の記者発表を終え、ＪＲ大阪駅に向かう途中、ありました名物串揚げの立ち呑み！連れが居たら寄ってたな…。
早朝は寒かったが、東京大阪とも晴天に恵まれた日帰り仕事、目出度く終了！
珈琲を喫する眉毛と、
最近野菜を食べる事を覚えた猿…
恒例、稽古場でのパンフレット用写真の撮影。皆、随分、今言われた要求に応えて、役者顔の見せ方が上手くなった。何事も真面目に積み重ねれば、会得するもんだ。
続く立ち稽古も、生み出す辛さは相変わらずだが、今回、思わぬ発想が捻り出される回数が多く、手放しで嬉しい。明日で幕切れまで一旦到達出来そうで、さて二巡目から、放置した目地を埋めて行こう、地道に丁寧に。
画像は、撮影用の照明機材。傘の半円で、フラッシュが拡散され綺麗な肌合いになる。
八代さんがチョコくれた。
トゥデイはパンフ撮影。みんな思い思いでやんしたね。
笑いの神、降臨。
本当は右横に座長も写っているのですが、笑いすぎてブレブレ。
朝若手。四股名の様だ。
寒いけど、今日も摺り足、鉄砲、ぶつかり。
この芝居には、どんな物がどれだけ必要なのかを洗い出す為にも、
とにかくシーンを作っていく。
同時進行でフル稼働している工房からは、
次々と形になったアイディアの試作品が届けられてくる。
それらを手に取り、実際の使い心地や、細かい指定を加えていく加納さんは、
まるで石火矢の品定めをするエボシ御前の様よ。
「今回は笑いは一切なしで！」という強い強い座長の要望で、
秋之さんに書き下ろしていただいた「夢邪想」。
のはず…なんですが、毎日稽古場から爆笑が聞こえてきます（笑）。
今までにない「夏夢」に仕上る予感。ご期待下さいませ！
↑たぶん役に関係ない動きをしている、谷山氏。
突如稽古場に現れた二瓶・ド・拓也。果たしてその真意とは…
