立ち稽古二日目。/美斉津 

| 修正

この芝居には、どんな物がどれだけ必要なのかを洗い出す為にも、
とにかくシーンを作っていく。
同時進行でフル稼働している工房からは、
次々と形になったアイディアの試作品が届けられてくる。
それらを手に取り、実際の使い心地や、細かい指定を加えていく加納さんは、
まるで石火矢の品定めをするエボシ御前の様よ。

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