チラシ/あらすじ
スタンダードジャズで、ミュージカル?!
あの初演版が戻って参りました!
あの初演版が戻って参りました!
「見なきゃ夜中に化けて出る〜ワ」
【あらすじ】
塩冶判官(押田健史/各務立基)と高師直(谷山知宏/八代進一)の衆道のもつれから、殿中刃傷沙汰で断絶した塩冶家。家臣、民谷伊右衛門(美斉津恵友/丸川敬之)は浪人となり、乳飲み子をかかえ、病の女房お岩(秋葉陽司/加納幸和)と母お熊(八代進一/谷山知宏)との嫁姑のいさかいに悩まされている。また、下男小仏小平(大井靖彦/押田健史)の主、同じ塩冶浪人で民谷家の居候、小玉田左衛門(松原綾央/桂憲一)の病は重くお荷物状態。
そんな折、宿敵師直の家老である隣家の伊藤喜兵衛(磯村智彦/横道毅)の孫娘お梅(秋葉陽司/加納幸和 ※二役)は、伊右衛門に一目惚れ。金に心動かされた伊右衛門は祝言を約束してしまう。古女房のお岩を邪魔に思った喜兵衛は彼女を毒殺。お岩は夫に恨みを残し悶死する。また、その罪を被って不義者に仕立てられた小平も殺害される。
一方、判官の仇討ちを胸に秘める大星由良之助(原川浩明/佐藤誓)は小玉田を連判に加えようとするが、小玉田が盗みを働いたと聞き、断念。実は濡衣だったのだが、念願破れ半狂乱の小玉田は、小平の幽霊が持って来た妙薬ソウキセイを飲もうともしない。やがて迎えたお梅との祝言の席で伊右衛門はお岩の幽霊に悩まされるが、そこに塩冶浪士に追われる師直が現れ、雪中の大立ち廻りとなる。