その五拾七 雨に濡れても…

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その五拾七

どうしようもなく哀しみに襲われたり、


僕の愛する人達が、僕をこの世においてきぼりにしたり、


その度に…そっちに逝きたくなる衝動に駆られる。

救われないこの世界を雨に濡れても歩ける勇気が欲しい。