この前、学校帰りに渋谷の宮益坂を歩いてたら、
前にリュック背負った小柄な、おばあちゃんが歩いてて。
僕は、おじいちゃんおばあちゃんが大好きだから、
あぁ、おばあちゃんが歩いているなぁ、可愛いなぁと思って、
3mくらい後ろから見てたんですね。
で、おばあちゃんも渋谷駅に向かってるらしくて、
3分ぐらい同じ方向に向かって歩いてたら、
ふと、おばあちゃんと僕の距離(3m)が、
全然縮まってない事に気づいたんです。
その時、僕は、いつも自分が渋谷を歩くときのペースで歩いてたから、
あれ、あのおばあちゃん、けっこう頑張って歩いてるなぁと思って、
またしばらく観察させていただいたんです。
2分ぐらい。
でも、まだ距離は縮まなくて。
これ、ちょっと面白いなと思って、
自分ひとりで、おばあちゃんとレースする事にしたんです。
ルールは簡単で、
とにかく僕はいつも渋谷を歩くときの、このペースをキープして歩く。
決して、速度を落としたり上げたりしない。
スタート時点では、もちろん、
おばあちゃんのが前にいるから、
おばあちゃんがこのまま、ゴールの渋谷駅まで、
"ご老人には、ちょっと有り得ないくらいのハイペース"をキープできたら、
おばあちゃんの勝ち。
もし、途中で休憩したり、ペース落としたりしたら、
僕が追い抜いて、僕の勝ち。
おばあちゃんが、渋谷駅までの道程にある店とかに入っちゃったら、
ノーゲーム、と。
僕が負けたら、今日の昼ごはん、
100円しか使っちゃダメっていう罰ゲーム付きで。
レース開始。
といっても、僕はただ、普通に歩くだけなんだけど。
しかし、おばあちゃん、ガンガン行きます。
いくら下り坂とはいえ、本当"無謀"ってくらいのハイペース。
大丈夫かしら?まだ、結構あるよ、おばあちゃん?って心配。
でもおばあちゃん、心の声の忠告、無視!ハイペースキープ!
背中のリュックも重そうなのにぃぃぃいい・・・。
3分後、
流石におばあちゃん、ペース落ちちゃいました。
そりゃそうだよ。貴老、飛ばしすぎましたよ。
で、そのまま、松屋の前(笑)で追い抜いて、
そっからは、引き離し体制に入りました。
いやいや、頑張ってましたよ、彼女も。
でも、60歳くらい若いからね、言っても。反則だよな。
ゴメンね、おばあちゃん、無茶させて。
と、そのまま駅の地下に入る階段を下りようとしたら、
ビックリ!何と、おばあちゃんがINから、僕を追い抜く!!
何!?とか思ったら、
どうやらおばあちゃん、追い抜かれた後再びペースを上げて、
後ろにピッタリくっついてたらしい!
階段下りる前の一瞬の隙をついて、
おばあちゃん、小回りを利かせて、INから一気に抜きにかかったんだ!
マヂかよ!?とか思って、階段下りようとしたら、
おばあちゃん、階段を、
すざぁぁぁぁぁあああああああ、つって駆け下りる!!
ええええええぇえぇぇぇえぇぇええええ!!!!???
おばあちゃん、まさかのラストスパート!!
どこにそんな体力が!?
でも、こっちは急ぐわけいかないから、
いつも通り階段下りてたら、ミルミルうちに離されて。
しかも、こっちが切符買おうとしたら、
むこうパスネット持ってて!!
改札で、ちぎられて!!
ホーム降りる頃には、見失ってて!!
呆然!!!!!
・・・ホームで一人、反省会。
東京のおばあちゃんって、あんな速かったんだぁ。
知ってたら、あんな勝負するんぢゃ無かった。
俺のほうが、よっぽど無謀だったわ。
その日の、お昼御飯は、コンビニで買ったガリガリ君になりました。
おしまい。
・・・。
全く、わけのわからん事をつぶやいてしまいました。
ごめんなさい。
でも、わけのわからん事も、たまには良いですよね。
この前、磯村さんから送られてきた、
『わーい、わーい、酔っ払いでーす!むふふ。』
ってメールも、
全くわけわかんなかったけど、メチャメチャ面白かったものね。
うきゃあああああ!!
もうダメだ!
今日は寝た方が良いや!
おやすみなさい!きゃは☆
〜ちなみに〜
メールの内容を載せる許可を取ろうと、
さっき磯村さんにメールしたら、
今日も酔っ払ってました。
きゃは☆