第三回 その3

他にも作品は見つかったのですが、僕はその中から2002年にフジテレビで放送されたドラマ「怪談百物語」を見てみることにしました。
理由?そんなもの必要?
・・・・TSUTAYAで最初に見つけたからだよっ!


怪談百物語 3 純愛

怪談百物語 3 純愛
出演:竹中直人, 木村佳乃

「番町皿屋敷」と「牡丹燈籠」を収録。
やはりこの作品も新三郎とお露をクローズアップしてます。
が、かなり脚色されているので、別物として見たほうが良いかもしれません。



話変わるんですけど(ここで!?)、皆さん映画を見るときのこだわりありますか?
特に家で見るとき。
「部屋を暗くする」とか「お酒と共に」とか「全裸で」とか。
僕はですね、「深夜に一人で見る」です。
こだわりって程のものじゃないですけどね、自分ルール。
だから友達と「映画でも見ようか」ってなったらアニメにしてもらいます。
アニメなら(初見の物以外は)グダグダ話しながら見られるんですけど、
私は魔女です!魔女は飛ぶものです!」とか
ごめんなさい、こういう時どんな顔すればいいのか、わからないの・・・」とか
軟弱者!」とか言ってふざけられるんですけど、
映画は無理なんです。
重要なシーンでトイレ行かれたり、無音のシーンで鼻息が妙に気になったり、泣きそうなシーンで「バリ!ボリ!・・・クチャクチャクチャ・・・ゴクン」って一人リッツパーティされたりするのが、もうとにかく気が散って気が散って。
だから一人で見ます。
「深夜に」ってのは特に意味ないんですけど、夜行性なので(なんで真夜中って何かに覚醒したような気になるんでしょう?)。
そんでNHKの「映像散歩」(あの色んな国の映像が延々流れるアレ)をボーっと見ながら、まだ映画から抜け出せない意識を楽しむのです。


話が逸れ過ぎました、感想ね。
ストーリーは、まぁ置いておいて、新三郎を演じる北村一輝さんについて。
僕の中で北村さんといえば、灰汁が強い役を演じているイメージが強かったのですが。
お露と惹かれあっていく新三郎の、あの恋する目!
相手をまっすぐに見られなくて、でも見ていたくて。
イタズラが見つかって怒られてる少年みたいな目。
完全に恋する少年の目でした、幅広いなー北村さん。
ちなみにその後、お露に憑かれて本領発揮してくれます。

あとは、お米役の木村多江さんが、KO・WA・I!!
だってなんか!
生きてる時からすでに怖いもん!
死んだら死んだで怖いもん!
でも綺麗。お露みたいに派手な着物着てないのに綺麗。

45分なのでかなり駆け足な展開でした。
このシリーズ全部見てみようかな。
レギュラーの竹中直人さんの役がどういう設定なのか気になってます。


  ≫≫ 続きを読む