
今年の夏は『青唐辛子醤油』にハマりました。
お魚の生っぽさを活かしながらもスッキリと仕上げてくれる青唐辛子。もちろんお酒にもバッチリ合います。青唐辛子でしか得られない味わいがあります。
実は、僕は青唐辛子に対して良い思い出がありませんでした。
青唐辛子を初めて食べたのが、お芝居の稽古期間中のある日の飲み会でした。「辛いけど美味しいよ」と勧められて醤油に漬けられた青唐辛子をパクリ。チョびりではないのです。パクリなのです。めちゃくちゃ辛い。青唐辛子は塊で食べるものではありません。当時の僕は知りません。辛い、辛い!いや、辛いだけだったらまだ良かったのです。量が多すぎたのか飲み込み方が悪かったのか、喉がカスカスになってきました。火傷のような痛み。幸いあまり声を出す役ではなかったのでなんとかなりましたが、数日間、発声に影響を与えるほどのダメージを受けたのです。
声は商売道具ですから、二度と同じような過ちを犯さないためにも青唐辛子は摂取しないと決めました。
そんなこんなで数年が経ち、今年の夏。よく行く居酒屋さんがありまして、そこは何を食べても美味しい。そんなお店のメニューに刺身の青唐辛子醤油漬けがあったのです。むむむ。こやつは憎っくき青唐辛子。むむ。しかしこのお店にあるからは美味しいに違いない。む。そして今日は刺身の気分だ。よし、稽古期間でもないし、久しぶりに青唐辛子、いってみますか!と注文して食べてみたら美味しいのなんのって!なんだい、本体をパクリと食べなければこんなに美味しいものだったのかい!一皿ぺろり。お酒ガブガブ。その居酒屋に行くと、毎回頼むようになりました。
ハマってしまった青唐辛子醤油、もちろん家飲みでも食べたくなります。そして作り方を調べたらあら簡単。刻んで醤油に漬けるだけ。せっかくなので昆布も入れて、数日寝かせる。はい完成。最近はお刺身には青唐辛子醤油ばかりつけていただいてます。鶏ハムにつけたりしても美味しいです!
