相変わらず一日中、雪。時々吹雪・・・生まれ育ったのが名古屋という、冬に雪が降るのが2.3回それもすぐ溶ける(積もる事など1回あれば大騒ぎ)という土地の人間は、好き好んで雪のある地方にこの時期旅行に行くのだけれど、雪は・・・大変、そこに生活する人間は。つくづく痛感、ここ2.3日。そりゃあったかい国とか地域に行きたくなるよな。昨日1日かけて雪降ろしして一晩寝たらな〜んも無かった様に振出にもどってんだもんねぇ。だからいわゆる通俗的に言われる、北国(新潟は北国ではないな、)?雪国の人は我慢強いってさ、やっぱり勝てないもの、自然には。泣いても叫んでも、悔しがってもね。黙々と、やる・・・こんな事は旅行者として来ていたら恐らく分からない事なんだろうなぁ、少なくとも俺は。だってウ゛ァカンスだぁ、ってお祭り気分で乗り込むんだもんね。←でも正解!旅行はハレの行事だからね!
今日の収穫。
「雪国の人を再・・・ではなく新・認識」
肌で感じる感覚は僕の中で一番正しい。
(2005.12.29)
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今シーズン初滑り。しかしゲレンデがブリザード状態で前が全然見えない・・・風がびゅうびゅう吹いて寒い・・・より悲しくなった。あまりにも<寒い>の最上級は<悲しい>と判明。リフトも風の影響で3機しか動かず。早々に帰って夕食の手伝い。風呂に入ってその後、DVDで映画「パッチギ!!」を観る。面白かった。エンドロール最後まで観て、気持ちを落ち着かせる。布団の中で漫画読んで寝る。明日は6:30起床。
(2005.12.28)
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で、今日から3年前から自分の中で恒例行事となった、ロッヂ八代です。凄い雪in?on新潟・・・です。
「今年は凄い雪でいい感じですねェ」
「バカ!山だけに降りゃいいんだよっ!!」
そうだよなぁ、雪降ろし、ホント大変そうなんだもん。ここら辺りで雪降ろしも習得しないとロッヂ八代にいる意味もないなぁ、とちょっと思った今日初日でした。明日はお客さんがどぉ〜っと来る前に、ひと滑りしてきま〜す!
(2005.12.27)
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今年の紅白、ユーミン出るんだって。懐かしいなぁ、ユーミン。
中学の終わり頃から高校の中頃まで付き合ってたちょっと年上の彼女がユーミン好きで、色々覚えました、ユーミン情報。まだ土曜深夜のオールナイトニッポンやってる頃で、時々一緒に聴いたなぁ・・・スキーシーズンになると苗場プリンスからの放送だったりしてその当時の二人としては、
「いつか必ず行こう!」
のとてもとてもな聖地なのでした。そんな聖地の苗場に初めて行ったのがおととしで、笑えるのは八代さんとナイタースキーだった事・・・複雑な心境で・・・スキーしました・・・正直、「おぉ〜!」とか「ジ〜ン・・・」とかのオノマトペ(←へへへ、この前覚えた単語。)らしいのが襲ってくると思いきや、な〜んも無かった。ちょっとショック。
「俺ってみんなが言うようにやっぱり淡泊で薄情なのだろうか・・・」
とはちょっと思った。でも多分横にいた八代さんが、八代さんなので・・・と自分に言いきかせました。その彼女も1児の母となり、その約束も今は遠い昔にした〜何だか他人事の様な〜思い出です。
(2005.12.26)
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昨日のつぶやきで、
〜廃品回収の本で縛り切れず最後に残った〜これも何かの縁かと云々・・・
ビンゴ!大当たり!
字がバーァな感じで「この人小説も書くのか〜?」ってその時はよく見ずポケットに仕舞ったけど、家に帰って「どんな本だ?」ってちゃんと見たらエッセイ集だった。そんで題名も
101個のレモン
でなく、
101個目のレモン
・・・
エッセイの名手と言えば幸田文と向田邦子だけれど、流石短歌で言葉を蒸留するという作業を常にしているだけあり端的・的確に状況、心情、動態を書き連ねてて飽きる事なく読めた。御見事!読んでて思った事。<この人ホームドラマ書けるだろうなぁ>向田ドラマの一番面白く、一番怖いのは女の表現の仕方と在り方。男の作家だとどうしても偶像化してみたりその対極に置いてみたり、多々納得いかない表現があったりするのです。僕は。男は鮮紅色の動脈血しかなかなか描く事が出来ないのに対して、女は暗赤色の静脈血も描ける。そういう女の怖さを内包して、意識して冷静に筆を進めているのがビシバシ分かった。向田邦子が夭折してなかったら橋田寿賀子のホームドラマはこれ程持て囃されただろうか・・・その後を狙え!俵万智!
(2005.12.24)
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「KENJIくんへ」ご来場の皆様、足を運んで頂き有り難うございました。大きな課題を感じる事の出来た企画で、自分の1年を締め括るにふさわしかったです。来年もそれを踏まえて頑張るぞぉ。
さて、その企画が終わりブ〜ラブラしてる私。今日は散歩。うちの隣の隣に小さな天神様のお社があります。横には町内の集会所があり、今日は廃品回収した新聞とか本やら整理してました。よく行くソバ屋のオヤジに見つかり、
「今日休みかぁ、たまには手伝え〜」
って、俺アンタの息子じゃないんですケド・・・と思いつつ手伝うハメに。でも考えたら同じ町内なんだから、やって当たり前っちゃ当たり前なんだよな。知らないオバチャンに色々根掘り葉掘り聞かれて、
「アンタには娘はやれないね」
ってオイオイ、アンタの事じぇ〜んじぇん知らんし、ましてや娘がいるなんて知らないよぉ、呉れとも言っとらんし・・・ソバ屋のオヤジ、ニヤニヤしてるし・・・後から考えたらどうもオヤジが苦手なオバチャンだったのではないかと・・・本を10冊束にして余った1冊が、俵万智の「101個のレモン」サラダ記念日以外知らない僕は、これも何かの巡り合わせと、この本を胸におうちに帰るのでした。
(2005.12.22)
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今、まんが「日本むかし話」の再放送やってるのね。久し振りに観ました、十何年ぶりに。たまたま。常田さんと市原さんの二人の語りで二十年近くやってたんだよなぁ。今、朗読の現場なので、観てて改めてすごいなぁと思いました。毎週毎週もちろん映像はあるのだけれど、二人の語りだけで三十分もたせて飽きさせないのは、う〜んと唸ってしまいました。
小さい頃は何気なく観てたけど、この歳になって改めて観るとお二人の語りも含めて、色々考えさせられました。こども向けの番組で、自分がこどもの時タイムリーに観てた時はな〜んも感じなかった事が、今になってジワジワと染み込んでくる感じでした。
ちなみに僕の観た回は、あるお家にいる貧乏神が、新しくやって来た福の神と出てけ出てかないで喧嘩しちゃうんだけど、元々いるのは貧乏神だからと、お家の主は貧乏神と一緒になって福の神を追い払いました。そのお家は相変わらず貧乏でしたが、貧乏神と毎日楽しく笑いながら暮らしましたとさ・・・う〜ん深い!深すぎるゼ、単純だけど。でもやっぱり貧乏はやだなぁ、とふと画面を見つめながら呟いてしまった僕は、まだまだ器の小さな人間です。
(2005.12.17)
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今年はちゃんとした冬らしい冬がやってきた。ここ何年かの冬は、薄手のウールのタートルネックにコートでよかったけど、今年はちゃんとしたセーターをその上に着てます。久しぶりに、ちゃんとちゃんと、だ。いいぞ、ちゃんとの冬!・・・宮沢賢治はこんな冬をなんて表現するんだろう?
みめりみめりとした冬・・・?かな・・・賢治の言葉の使い方は、天橋立を股から覗き見るような表現だなぁと思いました。う〜ん、どんな表現なんだ?結局の所・・・!?
(2005.12.15)
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稽古帰り、下北沢の人混みの中を縫って帰ります。前々から下北は正直いってあんまり好きな街ではありません。自分でも
「なんでかなぁ?」
って思ってたんだけど、今日新宿を歩いてて
「あっ、コレかも?」
って気付いた事がありました。それは下北の街全体に緊張感がないことです。多分それなんだと思う。若い子いっぱいいて喧騒は喧騒なんだけど、ぎゅーって抑圧された様なパワーを感じないんだなぁ、今の下北に?。僕は。
(2005.12.06)
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水下さん主催のBoroBon企画、「KENJIくんへ〜ON-DOKUスタイル〜」の稽古始まる。台詞や会話の連続で展開されるワケではなく、情景をいかにお客さんに伝えられるかが今回の課題のよぉーな気がする。僕だけじゃなくてみんなが。リーディングは過去に何度かやったけれど、今回は題材が題材なだけに、みんな苦労しそう・・・ホント、情景描写を人が発する声で紡ぎだすという行為は、何と難しいことか・・・
(2005.12.03)
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布団を打ち直してもらった。田舎から出てきた時に持ってきたのだから、もう10年使ったんだぁ、と思うと感慨一汐・・・(←ひとしおの漢字ってこれで合ってんのだろうか・・・)布団屋さんに
「打ち直す位なら、まぁ、そこそこの羽毛布団買っちゃった方が安いよぉ〜」
って言われたけど、羽毛布団が苦手なのでちょっと迷ったけど、再利用を選びました。綿の密度のある重さが上に乗っかってないと、不安で寝にくいのです。そんで枕もソバ殻の、頭が沈まないヤツね。ふわふわのヤツは不安でやっぱり・・・寝にくいのです・・・羽毛布団に慣れちゃった人なんかは綿の布団だと、逆に重くて肩が凝って眠れない人もいるそうです。僕の知人に。だから僕はホテルなんかに泊まると1日目は、体が布団に慣れてないので全然眠れません。
(2005.11.23)
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しばらく実家の名古屋に帰省していました。いや〜変わったね、名古屋。もっともっと変わるらしいけど。ちょっと複雑な気持ちです。なんかどんどん小綺麗になっちゃって。少し鬱屈している街の雰囲気が自分には合ってたんだなぁと今になって気付きました。名駅側の栄方面に行く通りは、おしゃれな飲食店もいっぱい出来て・・・正直そういう景観には、ごちそうさまな感じで「ふーん、それで?」しかありませんでした。いわゆる駅裏といわれる、中村遊郭があった方面はさすがに時代においてけぼりになっていて、なかなかディープです。小汚ない定食屋とか、八丁味噌でゴテゴテになったどて煮を店先で売ってる、昼間からやってる立ち飲み屋とか・・・「ガラ悪いねぇ〜」と満面の笑みで自信をもって言える事、必至です。裏稼業の方の事務所もいっぱいあるしね!表通りは早々に切り上げて、駅裏でパチンコしてどて煮食いながら一杯引っ掛けて、ドキドキしながら駅裏散策をしました。ちなみに今は駅裏って言っちゃいけないそうです・・・懐かしい、いい響きなのにね、駅裏。
(2005.11.22)
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歌舞伎座千秋楽を観る。「鏡山〜」岩藤に菊五郎、尾上に玉三郎、お初に菊之助を配して。過去にビデオも含めて3本観たが、今日の4本目が、一番リアルで写実的だった。(その内容がいい、悪いは別として)芝翫の控え目な教科書通りのお初もいいが、菊之助のおきゃんと感情が前面に出ていた今回のお初も僕は好きだな。
<時代と比例する肉体>から生まれることを一因とした<その性根>の捕らえ方もまた、時と共にアングルが少しずつ変わってくる事を実感した舞台でした。
(2005.10.27)
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鏡花まつり全日程終了!御来場の皆様本当に有り難うございました。そして花組掲示板で誕生日を祝って頂いた方々、今日事務所のパソコンから遅ればせながらお返事させて貰いました。大変遅れてしまってゴメンね。
さて、「草迷宮」について、葉越明について・・・正直追い込まれました、追い詰められました。24時間その事ばかり考えてしまう状況、他の事が考えられない状況とはこういう事か、こんな気持ちの事をいうのか・・・うぅっ・・な稽古を含めて約2ヶ月でした。本番初日は、お客さんに飲まれた感があり、くそっ・・という気持ちが強かったので、2日目からは冷静に落ち着いて、言葉を自分の中で味わいながら集中、集中・・・を心掛けました。長い台詞をしゃべってて、フッと明の気持ちと台詞とが次から次へと自然に湧き出てくる瞬間を感じる事が出来た時の快感は、何事にも例えられない、変えられないものを感じる事が出来ました。真ん中に立つという事、何が何でも自分が押し切らないといけない時、芯が振れると周りはもっと振れるという事・・・今回真ん中に立たせて貰って色々な事を学びました。これを大きな糧として、今後も頑張りますので宜しくお願いします!
(2005.10.25)
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落語会に来て下さった皆様、ありがとうございました。アキバラ★ボーンとしてはちょっと消化不良の一面は否めず、勉強がまだまだ足りん!という感じでしたが、楽しんで頂けたでしょうか?
「鏡花まつり」の稽古が始まりました。まだ手探りの状態。緊張しています。どんな葉越明になるか、乞御期待!
(2005.8.23)
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秋葉くんと落語会でやる漫才の打ち合わせ。ハイ☆ライフに来てくれた後、飲みに行けなかったので感想を聞きながら芝居の話しをする。リッキーが愛犬ゴジラを連れてきたので、多摩川に散歩。水遊びで犬も人も大興奮。よく遊んだ半日。
(2005.8.12)
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ハイ☆ライフ無事終了しました。観に来て下さった方々、有り難うございました。今回程、最後の最後まで緊張していた経験はありませんでした。少しでも気が緩むと、すぐに芝居に隙が出て、空間や、人物のその時の関係性をぶち壊してしまう恐ろしさを、身に沁みて感じる公演でした。公演が終わって、演り終えた達成感より、自分の集中力とその時その時、色々な状況下での気持ちのもっていき方、対処の仕方にとても問題がある事に気付き、
「さぁ今後どうする!」
という気持ち?で一杯です。
草迷宮ではハイ☆ライフから学び得た事を、十二分に反映できるよう頑張ります。ありがとうございましたm(_ _)m
(2005.8.10)
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またまたジャンボ宝くじの季節がやってきた。狙うは1等前後賞3億円なのだ!
<欲しいモノ>
まんしょん・洗濯機・乾燥機・テンピュールのベット・DVDプレーヤー・液晶TV・ダイソンの掃除機・空気清浄器・パソコン・バイクの免許・バイク・スーツ(ちょっといいヤツ)・靴(下駄箱いっぱいになる位)・かばん(壊れそうなので)・自転車(盗まれたので)・おっきい冷蔵庫・録再MD・シェーバー・間接照明
※家電製品はポイントの付く電気屋さんで買う。
百貨店と家電ショプを電卓片手に上から下まで、あれ買おう、これ買おうってやってると、お金使わずに結構1日潰れるから、デートにはおすすめです。我ながらセコイ商品セレクトだなぁ、現実的過ぎて。まぁ小市民って事か・・・さて、台詞覚えよ・・・
(2005.7.15)
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今日(7/7)はハイ・ライフの稽古休みだったので、ハイ・ライフチームでぢゅんちゃんの芝居を観に行く。ぢゅんちゃん、八面六臂の大活躍で
「次は何の役で出てくるのかなぁ、人で出てくるのかなぁ、化け物かなぁ、意表をついて・・・」
と出の度にワクワクしてました。喉やっちゃわない様ご自愛下さい。その後、渋谷でビールちょっと飲んで、とんかつ食べてのんびり過ごしました。久し振りに渋谷ブラつこうかとも思ったけど、人がいっぱいで疲れそうなのでやめた。駅から家の帰り道、
「あー、日が長くなったなぁー。」
と・・・
(2005.7.8)
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ゴクネコで共演した双数姉妹の近藤英輝くん(ヒデ)と代官山に服を物色しに行く。服飾の学校出てるだけあって、店の事も服の事も色々と詳しい。
「いいGパン欲しいなぁ。」
って以前話してたら、
「じゃあ、代官山案内しますよ。」
つぅー事でヒデのバイクでショップを行ったり来たり。夏用の短いパンツとそれに合わせたシャツとグレーのパンツを買い大満足。夕方から雨の予報だったけど、降られずに済んだし、気分転換のいい1日でした。ありがとね、ヒデ!
(2005.7.2)
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