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OFFの横道
(2008/01)


[ OFFの横道 ] 01月27日(日)
その九

疲れている…。
と言うより機嫌が悪い。
ホントに休みがない。
が、
逆にすこぶる元気でもある。
目の前に「台本」があって、精神的にはかなり健康だ。



そんな中、今月三度目のシアタートラムに
reset-N「繭」を観に行った。

「FLOWERS」で共演した(彼女とは少しも絡んでないけどね)丸子聡美さんが所属する劇団なのと、作・演出の方が文化庁の国費留学をしていて帰国後第一作だっていうコトで、興味があった。


近い将来、あってもおかしくない話題なんだけど…太古から繰り返されてきた「日本」を観た気がする。


75分、¥3000。
中途半端というワケではないのだが、いろんな面でちょっと物足りなさを感じた。



[ OFFの横道 ] 01月23日(水)
その八
今回は…観劇じゃないの。

週末(のオーディション)で「生活」が一変!

(詳しいコトは後日、「情」コーナーの番外情報にアップしますが)
Barを舞台にした4人芝居に出演するコトになりました。

Other Side presents
レストラン公演
「God bless you」
作・北原由比
演出・薬袋一久
2月6日〜3月26日までの毎週水曜日
19:00〜、21:00〜の1日2ステージ

恋人の借金のために薬漬けにされ身を売られる女

その女を売りとばすヤクザ

その女の恋人

ヤクザが立ち寄るバーのマスター


僕が演る役は…台本に、かなり饒舌に台詞が書かれていて、只今年々減っていく脳細胞と格闘中。


「神の御加護」は…あるのか?


[ OFFの横道 ] 01月18日(金)
その七


「FLOWERS」で共演した(と言っても舞台上では会釈するぐらいしか絡んでないけど)経済とHの足利彩さんが出演している

MU(作・演出をするハセガワアユムさんていう人のソロユニットなんだって)presents

「愛の続き/その他短編」
を下北沢で観た。

となりの小屋には黒いジャージを着た人達がいる。

A・Bのバージョンに分かれて二つずつ別の話がある。

比較的若い、いろんな劇団の役者が出ている。

あ〜もったいない!
と思う。

話(発想)も、役者のキャラも面白いのになぁ。

単純に…

稽古不足!


客席の、内輪っぽい苦笑が目立った。


[ OFFの横道 ] 01月15日(火)
その六

KAKUTA(何故、この劇団名なのか知ってます?)
「目を見て嘘をつけ」
@三軒茶屋・シアタートラム

ちょっとした知り合いがいるんだけど、観るのは初めて。


各々、いろんな事情を抱えた登場人物達の、微妙なココロのひだひだがわかりやすく描写されてて、誰にでも感情移入したくなる感じ。

最近は涙もろくて…。

それにしても…、

筒井真理子さん!

あなたは女(優)です!
(↑観てない人には何のこっちゃ?ですけど。)


お金があれば、もう一回観たいなと思っているが、終演後の、ラオウの声の方のアナウンスは…サービスだろうけど、いらないな。


[ OFFの横道 ] 01月14日(月)
その五

劇団 鹿殺し
「2008改訂版 百千万」
を観てきた。

「エンゲキ」が出てくるまで、客席に「?」とか「…」な空気が漂ってたけど、ペースが出てきてからは、オーソドックスな手法、斬新な手口、構成も巧いし、二時間もあっという間だった。

やっぱりこの劇団は、小さめの(今回は下北沢・駅前劇場)劇場で観るのが好き。






比べるとか、似てるってコトではないけど、何故か…15年ぐらい前にタイニィ・アリスで観た「郡司歌舞伎」を思い出した。


[ OFFの横道 ] 01月09日(水)
その四


サンシャイン劇場で
今日初日の「夢のひと」を観てきた。


わ〜ヤられましたわ〜、ふっこさんに、マキノさんに、役者の方々に。


観て幸せな舞台。
そこに立つことが幸せな舞台。



いろんな、たくさんの人に、この舞台を観て欲しい。

14日までやってます。見逃すなかれ!


ホント、おすすめなんだってば。



[ OFFの横道 ] 01月08日(火)
その参


柿喰う客
「サバンナの掟」
を観てきた。

この劇団は…以前、堀越が出演したのを観て知ったんだけど、意外にハマって(義理ではなく)好きで観ている。

今回の作品、僕は初めてだけど、どうやら再々演らしい。

ので、見せられたモノは、完成度が高いように思える。

が…今ひとつグッとこない、感じられなかったのも事実だ。


終演後のポストトークに参加してみた。


精力的に、自分と自分の世界を描き続ける作・演出の中屋敷君は…高校卒業して上京するまで「コンプレックス」というモノを感じたことがないらしい。


同じ「田舎のお坊っちゃん」(あ、レベルが違うか、スミマセン)でも、コンプレックスの塊のような人間もいるのに…。




[ OFFの横道 ] 01月05日(土)
その弐

「FLOWERS」でお世話になった塩田君(この方、ホント働き者なの)が制作をやっている、
クロムモリブデン
「スチュワーデスデス」@下北沢・駅前劇場
を観てきた。


この劇団は初めて。
正直あまり期待してなかったんだけど…素敵なキャラ達と微笑ましい小道具(造るの楽しそう!)だけかと思ったら、物語もしっかりしていて(終わりの方でちょいもたつくけど)、読めない展開につい引き込まれてしまった。


ハイ、見事に裏切られました。


塩田君ともそうだけど、これもまた出会いだと思う。


また観たいな。


[ OFFの横道 ] 01月04日(金)
今年から…この「OFFの横道」を観劇日記中心に書いていこうかと思っています。


その壱
青年団
「火宅か修羅か」
@駒場・アゴラ劇場

13(14かも)年前、利賀村での初演を観ている。

キャストがかなり替わっていたが…いろんな意味で懐かしさを感じた。

面白かった。

ただ、「懐かしさ」だけしか感じなかった。

どう見てもそうとは思えない人物達の中で、唯一、修羅≒ポセイドンの(逆に神話の中の)話が信じられる気がした。


正月のノンビリした雰囲気のせいなのかな?

それとも、もう「静かな演劇」も楽しめない程に、自分のココロがささくれてしまったのかな?




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