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週刊蹴通
(2005/12)


[ 週間蹴通第336節 ] 12月20日(火)
世界クラブ選手権TOYOTA CUP終了。

今までのTOYOTA CUPより盛り上がったのは、
本気度が高かったことだと思う。

ヨーロッパ代表のリヴァプールは
3-0で勝った初戦から、決勝では5人のメンバーを代えることでもわかるが、
今までどおりのモチベーションだったと思う。
つまり、ヨーロッパCLまでがすべてで、TOYOTA CUPでの優勝はボーナスだと考えてるんだと思う。
日程的にもプレミアとCLでキツイ最中だし。

でも他の5大陸の代表はマジで一発当ててやろうとしてるんだもん。
そのモチベーションの対象はともかく、みんなの「勝ちたい」気持ちがとにかく大きい大会だった。

決勝だけでなく、3位決定戦も5位6位決定戦も、いい試合だっていう大会はちょっとないんじゃないか。

サウジのアル・イテハドもすばらしいサッカーで、Jのクラブも本当にがんばってほしいと思う。

ただ、やはりカズの活躍のおかげで盛り上がった部分もあり、
シドニーFCの思惑通りなんだが、
6大陸王者にこだわるより、オセアニアをアジアの枠と完全に合併して、
開催国の出場枠を設けて、開催国を回り番にしないと、
大会のレベルが上がらないし、盛り上がらないし、

ヨーロッパが本気にならないと思うんだけど・・・。






[ 週間蹴通第335節 ] 12月12日(月)
入れ替え戦は痺れた。

つまんない天皇杯の何回戦かはあんなに中継するのに、
それぞれの選手スタッフがみんな、仕事がなくなるかどうか、これからの人生どうなるかがかかっている、
あの入れ替え戦を中継しないのはNHKおかしいぞ。

それにしても、チーム存続が危ぶまれ、
年間多額の負債を抱えていてJリーグ加盟資格剥奪寸前だった甲府が
柏をしかも大差で下しての昇格というのは、マンパワーのすごさって言うの改めてを感じるのです。

人の努力と愛の力ってすごい。

W杯対戦国決定!
ブラジルと同組に入ったのは、もうこれは宿命と言えるよね。

ただハズレクジだったのはオーストラリアだ。
次回からはアジア枠で予選で当たる可能性の高いオーストラリアには
絶対負けるわけにはいかないが、2大会連続で、しかも違うチームをベスト4に導いてる
フース・ヒディング監督自身がものすごくツイてる人だってこと。

でもそれだけ見所一杯だってことなんだが。
BとかC組に入るよりは、よかったとは思う。

世界クラブ選手権、カズはものすごくがんばった。
かつてのプレミア得点王ヨークもものすごくがんばった。

だから勝たせたかったけど、残念だったよねぇ・・・。





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