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週刊蹴通
(2003/12)


[ 週間蹴通第247節  Wユース終了。ロナウド友組vsジダン友組観たかったなぁ。  ] 12月21日(日)
Wユースの決勝、準決勝、3位決定戦は恐ろしい激戦だった。
ブラジルはコロンビアとスペインに勝って優勝したが、僅差ではあるが
確かな実力差があったと思う。ブラジル強っえぇ!
しかもジエゴもロビーニョも出てないでしょ?

コロンビアはすごくいいチームで、日本と同じ組で日本に大勝したが、
アルビレックスが天皇杯でジュビロに大敗したように、
ある意味本質だと思った。
`99Wユースで日本が準優勝した時がフロックだったとは思わないが、
一発勝負のカップ戦(トーナメント)において、天皇杯の市船みたいに当たることはある。
でも実力差がしっかりでればこのような得点差が生まれるもので、
`02W杯前にフランスに大敗した後のように、現実的な物の見方が出来るようになるという意味で
よかったねぇ、ブラジルにかっこ悪いほどやられて。(5−1)

コロンビアは国内クラブで19才以下の選手を起用しなければいけないルールだそうで、
それがこういう若手育成につながっている。

日本もそういうことは学ぶべきだが、
ベテランを切るような方法につながるっつうのは残念だなぁ。

秋田が名古屋に帰る。よかったねぇ。
っつうか、大岩と結局行って来いじゃねぇか。



[ 週間蹴通第246節  東アジア選手権韓国に引き分け・優勝ならず。WユースBest8!  ] 12月10日(水)
大久保・・・。

気持ちが強いのはいいよ。負けん気が強いのはFWとしての資質を「持っている者」だとも思う。
しかし、今日という今日は眠れないだろう。どんなに長い夜を過ごしているだろう。
おれは、そのことを責める代わりに、
「なんてロマンチックなんだ!」
と思ってしまう。男になる途中で苦汁をなめることは悪いことじゃない。

ホントに思う。
ピンチはチャンスだ。

Wユースの坂田も負けん気が強い。
レギュラーを外されて、途中出場で2得点。
意地で点をとった。悔しい思いがあったから、爆発できた。
爆発できたのはそれだけ力があったから。それだけの思いがあったから。
大久保がこれで凹んでここで終わったら、それだけの人間だったということだ。
それが彼の自己実現の限界だったということ。

・・・だとしても、それを責めることは誰にも出来ないよね。
人の生き方だけは誰にも決められないから。

だからこそ、自分の生き方に対する欲は失いたくない。
何かを誰かのせいにするような人生は送りたくないから。

大久保、チャンスだぜ。






[ 週間蹴通第245節  鉄人秋田・相馬・エウレル戦力外通告のこと  ] 12月02日(火)
ついに、ついにこの日が来たのか、という感じ。

今シーズンは主力の移籍と故障者の続出で苦しい戦いの中、
ナビスコ杯準優勝、J2nd.ステージもギリギリでタイトルを逃すなど、
最善を尽くした価値のあるいいシーズンだったと思う。
その中には秋田・相馬らベテランが鹿島イズム=ジーコイズムを若手に伝えたからであり、
来年は世代交代の年といっても、ちょっと、特に秋田に肩叩きは早いんじゃないか?と思う。

しかし、まだまだ使えた、しかも活躍したアウグストやファビアーノをかつて切って来た経緯もあり
鹿島らしい、といえば鹿島らしい・・・。

秋田・エウレルは新潟へいらっしゃーい!



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