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週刊蹴通
(2003/09)


[ 週間蹴通第237節  セネガルはすっごく強かった、いや〜強かった。  ] 09月11日(木)
セネガルはW杯とほぼ同じメンバー、システムで、
しかも一週間以上日本で調整しているとあって、
DFラインがいまいち統卒されてないものの、トップフォームだった。
(日本の欧州組より全然!)

日本は惜しいシーンは何度かあったが、シュートミスで得点にはいたらず、
だいたいシュートも少なかったと思う。

大久保が裏を突いてもDFの足が異常に速いから、1トラップしただけで追いつかれてしまう。
背が高く跳躍力が大きいから、クロスボールがことごとくはね返される。
このチームに勝つには、さらに速いボール回しと、1トラップで相手を抜きいたらすぐシュート
あるいはノールックパス、ノートラップシュートなどの高度な個人技が必要だと思った。
それが出来る本山・小野を投入したが、間に合わなかった。

これだけの身体能力の相手には1ミスが命取りになる。
日本のDFラインはよくやったが、マークをはずされることも多かった。

セネガルは上手くて、速くて、強かった。
個人技や身体能力ではかなわない相手にはどうするのか?
それを戦術でなんとかできるのか?

それはジーコにはできるのか、と思ったら、少し不安になった。



[ 週間蹴通第236節   ] 09月08日(月)
J2新潟、J1鹿島、
両方優勝か!?

新潟は首位だが、おごりがまったく感じられず、まるでチャレンジャーな試合運び。
いかにJ2が厳しいリーグであるか改めて思わされた。

新潟の反町監督はJの日本人監督の中で、Jリーガーだった経験のある数少ない監督。
その経験を生かした現実的なコーチングと、フロントへの要求など新潟へ与えているものは計り知れない。
策士といったらいいか、知将といったらいいのか、たぶんかなりのタヌキなのだと思うが、
ハートの熱さ、というところも併せ持つのが魅力だよなぁ。






[ 週間蹴通第235節   ] 09月03日(水)
川口能活、デンマークのノーシャランに完全移籍!
やっとかよ。

ポーツマスに居続けたことは、
彼の負けん気の強さ、意地っ張りな性格によるところが大きいと思うが、
はっきり言って勿体無かったと思う。無駄に時間をすごした、とまでは言わないが、
試合感のなさはジーコも感じていて、代表に呼ばれることも少なくなっていた。

彼にとって何が一番大事だったんだろう?
それは海外にいることではなくて、高いレベルのところでプレーすることなのに、
そのプレー自体ができなかった。意味ないじゃん。
Jにいたって高いレベルでのプレーはできる。藤田がそうだ。
ユトレヒトでの活躍は他のJリーガ−に勇気を与えるだろう。

柳沢のセリエA初戦は、持ち味の飛び出しの速さに加え、おしいシュートもあり、
評価も上々だった。
でも藤田と違い、FWに必要なのはゴールだ。いい動きをしてもゴールがなければサイドにまわされる。
そこでいいクロスが上げられなければ、クビだ。

年間7点とればOK。
10点とったらビッグクラブからオファー。


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