[ 週間蹴通第234節 蹴通はこういうことを考えるためにやっておる。サッカーニュースコーナーじゃないんだよ、と自戒を込め。 ] 08月07日(木) |
一ヶ月以上のご無沙汰でした。 「シャンソマニア」では色々なうれしい誤算もあり、花組としては非常にいい公演になったと思います。 特に、個人技の集合を全体プレーにまで高める、 という理想的な形が一部表現できたのは非常に楽しかった。 大阪千秋楽の役者紹介では座長から「色々やって気が済んだでしょ」と聞かれましたが、 こと芝居の現場においておれは満足したことはないんですよね。 どんなにお客さんや関係者からの反応がよくても、 全然気が済んでない、反省や不満ばかりが残っています。 個人技で注目され、人一倍シュートを打って、それなりに得点し、結果としてゲームに勝ったとしても、 内容で勝っていたとは思えない、そんな気持ち。 もっとパスをつなぐこと、試合全体での緩急、他人のプレーに対する全体の意識・フォローアップ。 自分の反省だけでも問題は山積みだ。 レアルはアジアに営業に来て、FC東京に3−0で勝ったが、 太ったロナウドとラウルの個人技で2人で4人を崩したシーン以外、 マドリーのホームでこの試合をやっても「オーレ」という声は上がらないだろう。 いろんなことが集団でオートマティックにできるまで行きたい。 反面オートマティズムは馴れ合いと甘さを生むこともある。 でもベースは結局個人だ、ってことだよな。 シャンソマニアが終わったら、Jリーグも終わっていた。 柳沢に続き鈴木もヨーロッパに戻った鹿島はどうなる。 それより最近はJ2の新潟の方が気になる。 |