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週刊蹴通
(2002/06)


[ 週間蹴通第188節 ] 06月30日(日)
2002年ワールドカップkorea/japan

ブラジル優勝!!ブラジル優勝!!ブラジル優勝!!

カーンは超人だった。信じられないセーブを連発した。
堅守のドイツ、攻撃のブラジルという予想は、前半の途中から変わっていく。
ドイツは良く攻め、ブラジルは良く守った。
守備的な試合が多いこの大会の中で、決勝戦は攻めあいになり面白かった。
ブラジルにはロナウドがいて、ドイツにはいなかった。うん、それだけだったと思う。
試合終了時、ゴールポストにもたれながら、歓喜にわくブラジルチームを見つめるカーンは
94年大会でPKをはずしたロベルト・バッジォと同じくらいかっこよかった。
そしてオリバー・カーンの応援ソングの日本語版は相当面白いから聞くべきだ。

では、改めまして、大会お気に入りベスト11です!

GK カーン(独)
DF ファーディナンド(英)
   ネスタ(伊)
   イエロ(西)
   (洪明甫、Rカルロス、Aコール次点)
MF ユミト・ダバラ(トルコ)
   戸田(日)
   リバウド(ブラジル)
   トマソン(デンマーク)
   (トッティ、ディアオ、中田、マクブライト、ロナウジーニョ、バラック次点)
FW ラウル(西)
   ロナウド(ブラジル)
   ビルモッツ(ベルギー)
   (イルハン、ビエリ、Rbキーン、オーウェン次点)

マイMVP イルハン(トルコ)
ベスト監督 フース・ヒディング(次点はブルーノ・メツ)
ベストチーム 韓国代表(セネガルは万引きしたから落選)
ベストバウト 3位決定戦(韓国VSトルコ)
ベストレフェリー コリーナ(伊)
一番かっこよかったシーン 決勝終了後のカーン
一番情けなかっこよかったもの 泣きながら濡れる戸田のとさか
一番胸が痛んだシーン 転倒して芝に顔をうずめるジダン
一番腹が立ったシーン シュートはずして笑うトレゼゲ
ベストユニフォーム イングランド
ワーストユニフォーム スロベニア

にわかでもなんでもサッカーファンが増えてよかった。
既にいわれてる事だが、日韓の真価はドイツ大会に問われる。
もう日韓戦、アジア大会、アテネ五輪を見据えなければ。

・・・夢の一ヶ月が終わってしまった。明日からどうしよう。

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yashiro@hanagumi.ne.jp



[ 週間蹴通第187節 ] 06月29日(土)
韓国3位ならず。

開始10秒で先制したトルコはすばらしい試合をした。
この試合までいいとこがなかったハカン・シュクルと、
トルコリーグ得点王イルハンの二人で3点を叩き込んだ。
大会bPキーパーは、ドイツのカーンと言われてるが、
トルコのリュシュテュも負けていないと思う。

しかし、この大会は最後まで韓国の韓国による韓国のためのW杯だった。
悔しい気持ちもあるが、そういわざるを得ない。
おれは共催だからって変にべたべたしなくてもいいと思うし、といって韓国のことを悪く思う気持ちもないが、
あの精神力と粘り、また常に攻撃的なスタンスにはすっかりファンになってしまった。
サッカーファンとして、グループリーグの時から今日まで、
結局おれの好感度bPチームは韓国だった。
明日の決勝が終わるまで分からないが、今日の試合は大会ベスト・バウトではないだろうか?

試合直後に崩れ落ちる韓国選手をトルコ選手が抱き起こし、
一緒にウイニングランをする姿は歴史に残る名シーンだった。



[ 週間蹴通第186節 ] 06月22日(土)
でーはみんぐっ!

韓国がイタリアに続きスペインを破りアジア初のベスト4進出。
最低でもあと2試合(3位決定戦含)できる。

もう、行くところまで行っちゃえ!
横浜においで、友達の国。
チームスピリットの面ですでに大会ベストチーム。
韓国社会では日本が負けた時に「ザマミロ」発言もかなりあったらしいが、
おれは横浜を赤く染めてあげたらいいと思う。
日本だからしてあげられることで、逆の立場なら無理でしょ。

でも面白いサッカーをするという意味で、本当はスペインVSブラジルの決勝が観たかったのだ。
今日のスペインだったらもういいや、と思った。
決勝トーナメントに日本と韓国が進む上で、この超強行日程をこなさないと栄光がない、ということがわかった。
優勝するには、戦術・個人技・フィジカルの強さがあることは当然で、
その上にチームスピリット・声援・スタッフワーク・監督の人望・選手層の厚さ、
そしてかなりの幸運が必要だった。

日本が負けたトルコ戦でスタメンを変えたことは、決勝Tを勝ち進む、という前提でのことだったと思う。
そして一番の危険人物であったアレックスを交代させたのも、
トップのターゲットを増やして中田の選択肢を多くする、という意味で理解できる。
いろいろなパターンをチーム内に作っておくというのは、
けが人・警告の累積・相手のマークをひきつける時などに絶対に必要だった。
トルシエはそこまで考えていたと思う。トルコ戦は開幕戦だったのだ。
しかし、いいたい放題で帰るのは、ううむ。
ともあれ、日本と共にトルシエも決勝T進出監督の仲間入り。
今度の大会はそれ以上の結果が求められるから、ベスト4以上を経験している監督を!

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yashiro@hanagumi.ne.jp




[ 週間蹴通第185節 ] 06月19日(水)
せつない、せつないよぅ・・・。

細かいことは言いたくない。
泣き言も言いたくない。選手たちの奮闘を称えたい。
決勝T進出という偉業をなしとげたことでよしとしたい。

でも、切なくてたまらないのだ。
一方で韓国がイタリアに勝ったことがそう思わせるのか?
韓国を称えるべきだとも思う。
国でなく、サッカーを愛するものとして、この後の準決勝を楽しみたい。

でも、理屈でなく、切なく、寂しくなってしまった。

さて、「かもめ」も終わったことだし、溜まったビデオを観よう。
しかし、なんて8強だ・・・。
おそろしい。

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[ 週間蹴通第184節 ] 06月15日(土)
昨日はイタリア人二人とメキシコ戦を見た。
わがテーブルは胸を手に国歌斉唱から入り、メキシコ料理のトルティアチップスを
食べながら「FORZA ITARIA!」を叫ぶ盛り上がり。
なんとか決勝T進出を決め、日伊友好ワークショップに好影響!
(MFはチェントロカンピスタというそうです。)

さて、今日という日に生きていた我々は歴史の生き証人です。
この試合で、あのドーハの悲劇をおれたちは今日忘れることができた。

日本、決勝Tに1位通過!道頓堀に500人ダイブ!

チュニジアに2−0。代わって入った森島のゴール。市川のアシストに中田英の股抜きヘディング!
稲本・ヤナギ・中田の温存という意図ははっきり表に現れた。
小野もかなり本調子に戻ってきた。雰囲気もかなりいい。
次の相手はトルコ。ベルギーより、ロシアより強い!とは思えない。
・・・しかし、何でホスト国が中2日で試合なんだよ!?
ほんっとに、ほんっとに、FIFA!

そして、大会ベストチームではないか?と思われる韓国も1位通過!
ポルトガルにまともなサッカーをさせなかった。
もちろん形としてはポルトガルの自滅。アメリカが負けていただけに、1点に、泣いた。
2人退場でルイ・コスタの出番はなかった。
たられば、の話だが、ルイ・コスタが本調子であったなら・・・、と思う。
それでも勝負出来なかったのだから、本来優勝できるチームではなかったのだろう。
でも、フランスしかり、アルゼンチンしかり、観ていてどきどきするような
美しいサッカーをするチームが消えていくのは、正直さみしい。
アイルランド?スウェーデン?イングランド?イタリア?ドイツ?
デンマーク?トルコ?ベルギー?パラグアイ?アメリカ?メキシコ?
彼らの負けない、定規で引いたようなサッカーは観ていて楽しいですか?
もちろんすごいです。かっこいいです。
でも、夢はない。

オランダ人の韓国代表監督フース・ヒディングはポルトガル戦後に言った。
「私は引き分け狙いのサッカーなんて大嫌いだ。」
オランダは予選でアイルランド・ポルトガルに負けた。
先制していたにもかかわらず、追加点を更に取りに行って、フィーゴにやられて、出場権を逃した。
今日の試合はヒディングにとってリベンジだったのだ。
同じやり方で今度は勝った!オランダは2002年W杯で勝ったのだ。

すばらしいオランダの美しいサッカーが韓国に根付くといいな。
そして強くて華麗なフランスのサッカーが日本に。

決勝Tはフランスとオランダの弔い合戦だな。


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[ 週間蹴通第183節 ] 06月13日(木)
ぎゃああああぁぁぁぁ・・・!

言わんこっちゃない、アルゼンチンが消えてしまった!
そして、パラグアイが奇跡の進出。

これは、この流れは、まさか・・・?
イタリア・・・、まさか、ねえぇ!?

そして日本、まさかねえぇ・・・!
言っちゃいけないのかな?
言うとだめになっちゃうのかな?
でも有言実行トルシエジャパンだからいいよね!

ベスト4とかさ!

トルコを破って、スウェーデンにリベンジして、
(セネガルに真の台風の目は日本であることを見せつけて?)
ブラジルに負けて、ドイツに負けて4位ってのは、ホラあながちなくはないでしょう!?

このW杯で日本のサッカーが10年は進むと思う。
でも万が一ベスト4まで行くようなことがあったら、30年だね。


えーと、「南北オペラde抄」に出られることになりました!

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[ 週間蹴通第182節 ] 06月11日(火)
ばばんばばんばんばん。
さよな〜ら〜す〜る〜の〜は〜つ〜ら〜いぃけど〜。
ほんとにさよならになってしまいましたね、フランス。
お疲れ様でした。歴史的なだめだめチャンピオンだったけど、がんばってください。
ジダンにはまだトヨタカップもあるしね。
ドイツとアイルランドは順当か。カメルーンがくるかな?と思ってたんだけど。
さて、観戦記を送ってくれた方がいたのでUPします。
ありがとう!

********************************
AさんによるドイツVSアイルランド観戦記

まずは往路から。予約したバスで新宿駅からカシマスタジアムへ。乗っている
みんな目的が一緒なので、バスの中からもうウキウキそわそわした雰囲気。
休憩のサービスエリアから外人だらけだし、否応なしに気分は盛り上がり状態!

余裕をみていたため、キックオフより2時間前についてしまい、暇なので雰囲気
を味わおうと周りをウロウロ。どうせ行くんだから楽しまないと!と4人で緑色
(アイルランドカラー)を着込み、にわかアイルランドサポーターになる我が家
と中脇夫妻。
そんなわけで無料のフェイスペインティングなんかしてもらっちゃったりして。
しかも「ハート型にしてください♪」と言い放ち、ボランティアのおじさんは
驚きつつ一生懸命書いてくれました。すみませんなぁ。

いやーそれにしても周りのアイルランド人(本物)は陽気!で、外人特有(?)
超元気!それどこで買ったの?機内持ち込み??というような奇抜な“被りもの
大会”が繰り広げられています。例、●道化帽のようにピンピン角が出ていて、
先が電飾の帽子。当然光る。●帽子の後ろが恐竜のしっぽのようにとげとげして
いる●まみどり色の虎●1mくらいのカメレオン(全身)が、国旗の帽子を被って
いる(という帽子)等々、挙げるとキリがないくらい。しかもバルーンのハンマー
(夜店で売っているようなやつ)を持っていて、当然会場内には持ち込めず、受付
に山積み・・・。ネームタグが笑いを誘っていました。
その格好で、応援歌を歌いまくり。今も耳から離れない。歌詞も解らないのに。
そして彼らは露天でビールをケース買い・・・。やるなぁ。っていうか普通やら
ないだろう。

そんなお祭り騒ぎで試合開始後もとにかく歌う!!応援が途切れない!
肝心の試合は前半早々にドイツが先取点ゲット。やつらはデカイし(走るときに
ドドドドドッ」とかSEをつけたくなる)上手いし隙がない!アイルランドは
懸命に攻め上がっているんだけど、かわされまくりで、このまま終わるんだろう
なぁ・・・と思いかけた後半ロスタイム、しかも3分のうち2分経過した時、
21歳のストライカー、ロビー・キーンが、同点ゴールを叩き込んだのでした!

申し遅れたのですが、うちらの席はアイルランド側ゴール裏の、なんと最前列!
目の前はフィールドと選手のみ!ゴールを決めたロビーがまっしぐらに私たちの
方(あくまでイメージです)に走って来て宙返り&ガッツポーズ!!
もうカメラとかビデオとか録ってるばやいじゃありません!久しぶりに「今、
ロビーと目があった!そして感動を分かち合った!!」とその場にいた全員が
勘違いの大盛り上がり状態!
Tシャツとフェイスペインティングの効果もあり、目が合うアイルランド人と、
ハートだけはがっちりコミュニケーション。ま、実際口にした英語は「ハロー」
「サンキュー」「グンナイ」くらいでしたが、ほんとに心は通じていたはず!
試合終了後にトイレに行ったときにすれ違ったアイルランド人のおばちゃんに
(目で)「やりましたねっ!」と言ったら、そうねそうねっ!という感じで腕を
ポンポンと叩いてくれました。口で言えないところがトホホなんですけどね。

しかし、これぞW杯。一度行ったらもっと行きたくなったし、ドイツにもアイル
ランドにも、おまけに次の日に観たカメルーンにも、決勝トーナメントに行って
ほしくなりました。なぜかかぶってすべてE組。勝負は非情だ。こんなにこんなに
がんばっているのに、2国しか決勝トーナメントには進めないんですよね。はぁ。

嫌なしがらみとか、チケット騒動ばかり(ほんとそれしかないのか?っちゅー
くらい)取り上げられていますが、こういう本当の素朴な喜びとか、ちょっぴり
国際交流気分を味わうとかが、重要なんじゃないかなぁと心の底から思いました。
だって、あの試合に行った日本人は、きっとアイルランド人を嫌いにならないし、
アイルランド人だって日本を悪くは思わないはず。エラい人が「これから日本と
アイルランドは戦争します」と言ったら絶対反対するでしょう。
サッカーをやりたいと思う子どもも増えるでしょう。今からでも遅くないから、
そういうことにより多くの人が心と時間をさいてくれたらと思わずにいられない
っす。サッカーの大会なんだからサッカーを楽しませてくれ!

みなさんも送ってね。


[ 週間蹴通第181節 ] 06月10日(月)
ロシア撃破!
モスクワで暴動!一人死亡!
日本W杯初勝利!決勝T進出に王手!
稲本大会2ゴール!

このコーナーを持って以来、稲本潤一という男と、
フィリップ・トルシエという監督を基本的に応援し続けてきたおれにとって、
昨日の試合は最高でした。(本当に過去ログ参照!)読みは合ってたでしょ?

まず采配をほめたい。スタメンの明神の起用、中山・服部の投入タイミング、
消耗しきったの稲本を下げ、福西を入れたこと。
前線からのプレッシャーを増やし、カルピンを押さえる、という意識が
はっきり伝わり、また当たった。

唯一心配だった宮本も気持ちが入っててよかった。
しかし、何度かマークがずれたのと、相変わらずのオフサイドトラップの
掛け損ねで危ないシーンがあった。しかし、ベルギー戦よりもよく修正されていた。
また、終了間際のロシアの猛攻を凌いだのはよかったが、基本的な時間の使い方、
ボールをキープして最低シュートで終わるということが不徹底で、
すでに集中力が散漫になっていたロシアはミドルしか打てない状態だったので、
とにかくキープしていれば日本の時間がまた来ただろうし、もっと安心してみれたはず。
ビスマルク作戦だってあっただろうに・・・、と思った。

次はチュニジアだが、ロシア戦くらい警戒していかないと、W杯出場レベルのチームは
試合を重ねるごとによくなってるので、危ないかも・・・。

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[ 週間蹴通第180節 ] 06月08日(土)
フランスー、フランスー、生まれ変わったー、フランスー、
さよならー、ありがとー。
最終戦で大逆転があるか?

と思ったら、イングランドがアルゼンチンを下してしまった。
おかげでアルゼンチンは3位に後退。スウェーデンとの直接対決で
引き分けると、総得点で負ける。ううむ・・・。
イングランドは完璧だった。やはりポイントはまとまり。目的意識が徹底されていた。
1−0というスコア、得点もPKだけなのに、こんなに面白い試合!
ベッカムは終盤きつそうだったが90分間がんばった。まわりもよくフォローした。
おれが心の中で送った煮干の効果か。
イングランドが勝ったおかげでススキノが炎上せずに済んだ。

イングランドのユニフォーム、やっぱ一番かっこいいよね!
アメリカ村で買おうかどうか30分迷ったが、一時の気の迷い、
と思ってやめた。やっぱ欲しくなってきたなー。

くるかも!イングランド。

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[ 週間蹴通第179節 ] 06月06日(木)
W杯一巡め終了。
全チームが出尽くして、優勝にふさわしい安定感があるのは
やはりアルゼンチンとイタリア・・・だけですね。

ドイツ・スペイン・ブラジルは勝点3を取ったが、
穴がありあり。ただ、ペースを掴めば乗ってくるかも。

フランス・ポルトガルはまさかの敗戦。
原因はいろいろあるだろうが、自分自身に負けたのは間違いない。
点をとって勝つことだけを考えてたら、W杯を戦えないってことは
分かってはいただろうけどねぇ。

優勝ということに絡んではこないだろうが、
好感度の高いチームはなんと言ってもセネガル・デンマーク・アメリカ、
そしておれのbPラブチームは韓国だ!!
ポーランド戦はしびれた。スタジアムのお客さんのバックアップもおみごと!
韓国の精神力の強さは以前から分かっていたが、それに加えて
全員の運動量がものすごかった。そして、戦術的な意思統一がきっちりしていた。
それはアメリカもセネガルもそうだが、
チームとしてのまとまりがあったのがこれらのチームだったと思う。

二巡目の韓国VSアメリカ。
政治的な意味もあって大注目。
もしかしたら大会のベストバウトになるかもしれないよ!

日本は負けなくて良かった。
ロシア戦は大一番だが、その次のチュニジア戦では
ポルトガルのようなことにならないように。

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