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週刊蹴通 バックナンバー
2001.7(Vol.114)〜2001.8(Vol.122)

週間蹴通 Vol.122
 セリエA開幕。
 どうしたパルマ!? 格下レッチェにドローがやっと。
 中田かみ合っていないのか、中田の要求するレベルが高いのか、まぁどっちもだと思うけど、テュラムの穴が大きい気がする。
 去年のパルマの守備はコンパクトで、フラット3の見本のようだった。
 攻撃はおれは中田とミクを併用してほしいと思う。パスの出所がもう一つ欲しいのと、中田のマークもずれるから。
 GKのフレイはPK止めて、自分の大ミスをチャラにできてよかった。タファレルとスタメン交代するとこだった。
 エールディビジ第3節フェイエノールトVSアヤックス、1-2。
 小野は後半開始から出場するも決定機はつくれず、伝統の一戦を勝利で飾れなかった。
 パルマもそうだが、フェイエがアヤックスに劣るのは守備。そこが安定しないから前線との間が開いて、中盤が支配できず、MFの運動量が増加し、自滅する。そんなふうに見えた。
 アルゼンチンが2002年W杯出場決定!
 アルゼンチンVSフランスの決勝が是非観たい!
 ブラジルも調子がよくなってきた。たぶん2位通過で、オーストラリアとのプレーオフはエクアドルになるんではないか?
(2001.8.28)

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週間蹴通 Vol.121 ONO!!
 エールディビジ(オランダリーグ)開幕戦。
 フェイエノールトは、ライカールト監督率いるスパルタを5-0でで粉砕!
 小野は3-0と勝敗がほぼ決してからの出場だったが、2点にからむ働きで、今後レギュラーになるのを期待させる、なかなかのデビューを飾った。(記録は1アシスト)
 でもちっちゃいね、伸二、…っていうかまわりがでかいよね。あと悪質なファールが少ないから技術があるのがいかんなく発揮される。小野向きのリーグだと実感した。
 今のポジション(右サイド)のカルーはすでに越えていると思うが、本来の真ん中とるのは、もっとチームメイトの信頼を得ないとむずかしいか。
 伸二のおかげでスカパーのチャンネルを増やさなきゃならない…。
(2001.8.21)

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週間蹴通 Vol.120
 アジア・オセアニアカップ、日本VSオーストラリアは、海外移籍組を欠く日本が3-0で快勝! コンフェデに次ぎ対豪二連勝。
 ただし、オーストラリアも主力を欠くメンバーで、日本選手がそれぞれ戦術を理解して、どのメンバーがいなくても、ある程度形は作れることが確認できた、…という以外にこの試合の意義はみられなかったと思う。新しい人を試すこともなかったし。これから呼ばれる新しい人は、よっぽどブレイク中のFWか、不慮の欠員のバックアップとしてだろう。いよいよメンバー固定に入るか?
 秋田・名良橋はもうないかもな…。(波戸のブレイクってのもあるが)
 でも名波・小野・稲本・俊輔・中田がコンディション十分な時、森島・波戸・服部・明神・戸田・伊東をどうするの?という問題は、戦術の根幹であるので、早く試したいよね。ギリギリまで迷うんだろうなぁ。

 しかしキリンカップ、オールスターに続いて柳沢はすごかった。
 3点に絡む活躍でMVPは文句なし。やはり海外に今行くべきはヤナギなのだ。
 ただJリーグをみると、ヤナギ・鈴木・平瀬・長谷川の4FWは鹿島の財産。第二節清水戦も、0-1のビハインドで相手が一人少ないとみるや4トップに! 逆転後は金古を入れきっちり守った。
 このわかりやすいベンチワークが出来るのも、FW4人がちゃんと働けるからであって、だからヤナギに今抜けられるのを考えられないのも分かる。
 でももしヤナギが高く売れて、ブラジルからいいFWが買えれば、外国人枠は一つ余ってるし、いいかもよ。
 2nd.優勝し、メルカート(世界市場)がまた開く冬、柳沢ヨーロッパへ移籍!! …というのがおれの希望。


 「少年たち2」は「1」よりだんぜんおもしろかった! …と思わない?
 「1」よりも、距離感のある面白いお芝居をするメンバーがそろっていたので見応えがあった。山崎努サイコー!!
 「婦系図」の稽古けずってドラマかよ!?って少し思ってたけど、加納さんの芝居がよかったのでけっこううれしかった。
 でも各務の髪型は変だった。
(2001.8.19)

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週間蹴通 Vol.119
 高原ボカ移籍!?
 それは名門名門名門!!
 あぁ、柳沢はくやしかろう…。ジュビロは川口も新潟から行った鳴尾もいるし、イザとなれば福西でも奥でも…。それに1st.取ってるからもうビリでもいいし、ヤナギも1年オファーが早ければねぇ。
 チーム事情の問題なだけで、今一番いいFWはヤナギなのだから!!
 ボカ・ジュニオールズ(差別的な気持ちを入れずにボカ!といいましょう)は、アルゼンチンでリバープレート(リーベルといいましょう)と王座を争い、トヨタカップでも何度も来日している、つまり南米で一二を争うビッグクラブといっていいと思う。
 また、今アルゼンチン人の世界的な活躍を考えても、南米のクラブでハングリーさを養う意味でも、高原の為にはいいことだと思う。
 ただし、トヨタカップでどれだけ勝とうと、最終的にはヨーロッパでサッカーやるのをみんな目指すわけで(銭と名声ですな)、最高峰に行くまでに、西沢よりも1歩、小野より2歩、稲本よりは3歩、中田より4歩も遠回りなんだよねぇ、現実的にはこの移籍。でも広山より3歩近いかも。

 活躍してジャンプアァップゥ!!

 セリエAのプレシーズンマッチ、パルマ初の公式戦はへんな大会だった。
 4チームのトーナメントで、45分マッチを2試合。
 パルマは中田を中心にコンビネーションの確認をした。
 結局、2試合とも格下相手にドロー。PK戦の末トリノに敗れ2位。昨季ゲームメイクしてた仏代表のミクとの併用は結構好みのタイプだった、おれの。全体的にまだ全然よくないが、コンビ云々より、攻撃力がローマの半分位ですね。
 ディ・バイオとミロシェビッチ次第だが、バティ、デルベッキオには及ばない、という印象。もともとスタートダッシュが苦手なチームだけに、CLの予備予選が心配なり。
 こんだけ長くサッカー観てて、初めて知ったルール!
 PK戦でサドンデスになり、11人めは大概GKが蹴るが、それでも決着つかない時は二周目誰からでもいいって、知ってた?
 っていうか意味分かる…?
(2001.8.3)

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週間蹴通 Vol.118
 Jリーグ1st.ステージ最終節は、totoグループ買い、というのをやった。
 かなり自信があったが、磐田・札幌まさかのドローで結局三等(配当740円÷5)。
 桂くんの「家買おっと…」の夢はおろか、各務の「カブ買おう」の希望もはかなく散った。
 Vゴールなんてローカルルールの即時廃止と、コンビニ販売開始で、常時一億が出るギャンブル性の高い、面白いゲームになるのにね。サッカー全体のためにも。
 だってもうすでに、桂が試合結果に興味を示すくらいの効果があるんだから。


 さて「泉ピン子の婦刑事」もおかげさまで無事(?)に終わりました。ありがとうございました。
 大阪で「無謀だったかも…」と加納さんが言ったのは、まぁ皆さんが思うのと同じで、「別にいい」と思う。また、そこがうちのいいとこでもあるでしょ。
 でももう少し稽古時間をとってほしかった。特に今回は…、うーん。
 それはそれとして、「髪結い上原」のうなぎを食うという名シーン(といっていいよね?)を潤とできたのは楽しかった。
 あとおこがましいようだけど、若手(じゃないんだよな、おれはもう…)がここ数公演で面白くなってきたのが楽しい。
 花組がつくる、どこか旅行につれていかれたような、その世界の住人が増えるのはうれしいことです。またそれは劇団だからできるんだと思うんだなぁ。

 「蹴通」っぽくないって?
(2001.7.26)

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週間蹴通 Vol.117
 前号で「7月8日うんぬん…」と書いたのは、お気づきの通り7日の夜の間違いでした。よく考えたら8日は昼の会で終わりで、早く帰りゃいいのにいっぱい飲んだくれてた日でした。「ずっと忘れない」と思ったその日付をすでに忘れてる!!ってところがいかにも自分らしくていいなぁ、と思います。
 謹んでお詫びと訂正。

 さて、小野、稲本、西沢の移籍が発表。伸二は入籍とWおめでとう!!
 三人三様だが、伸二と稲本に関していえば、フェイエノールトの方が出場機会に恵まれるが、今現在ヨーロッパのトップクラブではないということ。 対するアーセナルでイナは、世界選抜といえるメンバーに揉まれ、名将ベンゲルの指導を受けられるメリットがある。 だが、ベンゲルが育てる!という明確な意思がないと、レギュラーポジションはおろか、1年で放出もされかねない。
 中田のパルマも含め、CLの出場権があるので、チャンスは必ずある。
 川口のボルトン、柳沢・小笠原のペルージャは今回はなさそうだ。
 鹿島へは一気に4人にオファーが来たらしいが、今のチーム事情で一人だってだせるものか。
 柳沢出場停止のFC東京戦、FW陣の腑甲斐なさに、東京サポーターに柳沢コールを受ける始末(2-0で敗戦)。
 続く神戸戦は3トップが戻り2-0で勝つも柳沢レッドカードで次節また出場停止。もし負けたら1st.ステージ負越し。
 中盤の安定が急務だが、ビスマルク放出、新外国人獲得も含めて考え直さないと、間違っても移籍なんてありえない。
 マリノスがJ2に落ちたら俊輔を獲れ!

      (大阪への車中から。)
(2001.7.19)

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週間蹴通 Vol.116
 中田パルマ移籍決定!!
 純粋によかったと思う。
 チャンピオンズリーグの出場権があり、スクデットを狙える位置にいて、ある程度のレギュラーポジションを保証されてて、ご飯がうまくて、市民とクラブがうまくいってて…。
 ユニフォームがかっこわるいこと以外、何も問題ないじゃない!?
 ヒデ氏の発言を聞いてると、もうずいぶん前から気持ちは決まってたんじゃないかと思う。
 おめでとう。さらなるステップを。

 Wユースアルヘンティーナ2001決勝。圧倒的な強さで地元アルゼンチンが優勝!!
 唯一といってもいい苦戦の相手は中国だったことを考えてみても、この年代が一試合でどのくらい色々なことを吸収できるかを考えても、日本の予選リーグ敗退は残念だった。いいとこいったんじゃないか、と思う。
 日本は前回準優勝してるが、そのナイジェリア大会より全体的にレベルが高かった気がする。気候がまずよかったよね。
 それでもアルゼンチンは頭一つ二つ抜けてたなぁ。
 原博実の言葉通り、サッカーってこんなに面白いスポーツなんだなぁ、って改めて思った。
 ただ、このユースメンバーでフル代表でも通用するのは、バルサ入りが決まったサビオラくらいなもので、そう思うと、2002年はアルゼンチンを応援しようかな、という気になる。間違いなくフランスかアルゼンチンが最強。


 初日が開きまして4ステ終了。
 色々なことがありましたが、こういう大変な公演って、ずっと覚えてるんだろな。
 7月8日の夜の回のことはたぶん一生忘れない。
 しかしながら、今日9日はベストバウトであった。今までで。
(2001.7.10)

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週間蹴通 Vol.115
 広山は〜? 広山〜? 広山は〜?
 (キリン杯第2戦、FIFAランキング11位のユーゴスラビアに1-0で勝利、単独優勝。この試合でピクシー・ストイコビッチが代表引退。)
 ジダン→レアル、ルイコスタ→ミラン、ベーロン→マンU、リケルメ→バルサ、というふうな順番で決まって行かないと、中田ヒデぽんは決まらないのね。やきもきだね。
 Wユース、地元アルゼンチンが決勝進出。たぶんこの勢いでチャンプだな。サビオラすばらしい。中国もオシかった。
 日本・韓国・中国・オーストラリア・アメリカ+ゲスト国で「環太平洋杯・パシフィコカップ」という定期戦をやるのはどうだろう。

 あと1日。ああ、スケジュールがタイトだ。
 こんなときは「酢」か?
(2001.7.6)

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週間蹴通 Vol.114
 キリンカップ第一戦、FIFAランキング10位のパラグアイに2-0で完勝! ヤナギ爆発・シンジ2アシスト。次、ユーゴに引き分けでも優勝。
 森島をシャドウストライカーとしてトップ下に置くフォーメーションは、中田英がいない時のシフトとして完全に定着したかにみえる。
 だがこの試合、左サイドながら小野はどうみても司令塔。もし名波がボランチだったら、ポジションチェンジしてさらに小野の攻撃力が増しただろう。
 サイドにゲームメイカーを置くという考え方は、反対側に運動量・守備力に長けた、タテに速い波戸というプレーヤーがいてはじめて活きる戦術だと思う。
 ポルトガル代表では、ルイコスタとフィーゴが両立している。Wゲームメーカーというのは案外、現実的だ。
 ただ、せっかくパラグアイから広山を呼んだのだから、小野が退いて、左に守りの強い服部を入れた以上、今度は、右に攻撃力のある選手を入れても面白かったのに。パラグアイはさぞ混乱しただろう。

 まぁ、試合の流れとしてそれが必要な展開ではなかったとも思う。
 秋田も次は見たい。ヤナギ・鈴木・中田浩・秋田と、前と後が好調の鹿島ラインだが、なぜチームは不調なのか?
 でも上向きだよね!!
 この試合のパラグアイは本調子でもなかったのかもしれないが、システム的に組し易い相手だったように思う。
 でもアウェーでやれ!
 アウェーアウェー!!


 稽古が本日で終わってしまいます。なんたることでしょうか…。
(2001.7.3)

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