2008年7月アーカイブ

のんびり旅行してたら稽古が始まっちまった。慌てて帰ります。
ので、物凄い中途半端ですが、これにて。

旅の途中で両親の還暦祝いに立ち寄っていたため、ご無沙汰を致しました。

というわけで、お宿へ。

こちら最大８組、今夜は我々を合わせて３組のみの宿泊客。静か～…でゆっく～り時間が流れる素敵なお宿。
お料理も可愛い。

とか、

とか、

等々。どれも揚げたて焼きたて蒸したて、一つずつ出してくれました。酒も呑まんと綺麗に頂きました。
年輩『人生ゲームやろうぜ』
若手『どこにあんすか？そんなもん』
中堅『女将さんが貸してくれるってさ』
酒をたんまり買い込んで、いざ。
『俺銀行』
『俺はサラリーマンコースで』
『お前子沢山だなぁ』
『高荷さんつえー』
『僕ピカソ買っちゃった』
『約束手形はあやおの為にある』
翌朝、２キロ痩せてました。磯村さん、是非。

普段ワンルームマンションに身を置く者としては、余程の事がない限り、ユニット・バスの浴槽にお湯を張ることはなかなか無い。あまりに寒くてやってられない。酷い風邪をひいた。湯舟の中でシャンプーしたい…等々。

そんな私にとって旅先での露天風呂は正に命の洗濯である。しかも悪天候であればある程、尚、良い。体に雪が積もるまで寝そべってから入る。尻っぺたに雨を当ててみる。鼻まで浸かり、雨が落ちて出来るミルククラウンならぬレインクラウンを至近距離で観察する…等々。

この日も発達した梅雨前線により、体が痛いほどの集中豪雨。気持ちいいー。 ひとっ風呂の後はやはりプシュッ。と、
麦『あれ？高荷さん呑まないんすか？』
芋『晩飯まで我慢する。』
米『何とっ！？』
朝7時に缶チューハイ持ってた人が…。

でもまあそろそろ今夜の宿に向かいますか。

引き続きまして、斜度30度はあろうかというケーブルカーに乗り、

雨と霧で視界ゼロのモノレールを乗り継ぎ、遠足の集合写真の思い出の地、大涌谷へ。

へっへっへ。取れたてをいただきました。

本当の温泉タマゴはかなりアルデンテ。
箱根の山の主。

この旅に全く関係ないけど

長野の羽黒山の主。

ここで雨のピーク。土砂崩れの起きる可能性がある為、目的のボコボコには行かれず、しかもビニ傘を盗まれたことも相俟って若干フテる。と
あや『ドカタ、入れてあげるよ』
ド『いやいいっすよ。しかもドカタじゃないっす』
結局、蛙先輩の持っていたレースクィーン並にでかい傘にご厄介に。でも下半身と右肩はぐっしょり。
不快指数が高くなってきたのでそろそろ生命の洗濯に行きますか。

『おしるし』でお世話になりました、重田千穂子さんと加藤亜矢子さんのお誕生会を開催しました。

お二方とも可愛いー。ちなみに手前のケーキは稽古場助手の泉麻子ちゃんの手作り。美味かったぁ。
何とキャスト全員、演出家、稽古場助手、と大盛り上がりなパーティーでした。

重田さん可愛いー。

再び登山鉄道へ。

♪イマージン、オール、ザ、ピーポーオォ。
富士屋ホテルへ。
と、道中、

足湯の着いた喫茶店を発見。しかも足湯にテーブルが設置されていて、浸かりながら飲食出来ると。初体験。
足「これはビールだなぁ。」
手「僕チーズ。」
指「ホットドックいっていいっすか？」
箱根の急勾配を雨水が駆け降りる程の豪雨の中、まずは一杯目、１０時ぐらい。
雨に濡れた足が気持ち良くなったところで、いざ富士屋ホテルへ。見事和洋折衷、外観はお城。中は洋館。中を見学出来て、何なら客室も見られます。廊下には写真が飾られ、皇室御一行様、マッカーサー元帥御一行様、チャップリン御一行様。もちろんジョン・レノン。
意外に若いカップルもいるのね。某局女子アナもお忍びで。

三百円。うまい。

これは絶品。ほっといたら一袋食べちゃいます。
そろそろ次はボコボコに行きますか。

箱根湯本に８時半に到着。
早っ。お腹空いてたけど、ようやくお土産屋さんのおばちゃん達が準備を始めた程度。
誰『ルノアールでナポリタン食べねぇ？』
彼『箱根そば行きましょうか。』
共『俺笹かま。』
なく。箱根湯本はスルー。箱根登山鉄道へ。

線路脇はすっかりあじさい畑。

途中下車してこんな感じの山の、

こんな感じの階段を登り、登り、登り、

和宮様縁の神社をお参り。

次はどこ行きますか。

ある夜、花組の後方宙返り先輩から、
宙『大介さぁ、おしるし終わったらヒマなの？』
大『えぇ、まぁ。何でですか？』
宙『箱根行かない？』
ということで事故のように始まった箱根旅行。
自身近いが故に遠足で行ったキリ、およそ近づかなかった箱根へ、20年振りに行ってきました。

あやおさんからの旅行計画経過メールを頼りに、朝7時に新宿へ。早っ。
箱根と云えばロマンスカー。小田急と云えばロマンスカー。
これも大学時代に通学でたまに使って以来。
集まってみると、ブルーカラー大介、宙返りあやおさん、意外にラーメタル高荷さん。
高『何でこのメンツなんだよ。』
宙『暇そうだった人達。』
大『高荷さん、何で缶チューハイ持ってんすか。』

こんな感じで始まったメルルン旅行記。
お見逃し無く！