スペシャル鼎談企画第一弾![先取り日誌]
(11/01/01 10:00) by seisaku


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先取り日誌スペシャル鼎談企画 第一弾
蔵本康文×松崎賢吾×大野裕明 

今回は何と言っても「花組芝居×俳優座」!!の異色タッグで盛り上がっていきましょう!ということで、俳優座より蔵本康文さん、松崎賢吾さん、作・演出の大野裕明の鼎談の模様をお届けします!

<画像:teidan01.jpg>

ーーまずは、お二人に花組芝居の印象から伺いたいのですが、花組のお芝居を観たことは?
蔵本 僕はだいぶ前に観た後間があって、先日久しぶりに「花たち女たち」を拝見しました。すごいおもしろかったですね。
しかもパンフレットを見たら、結構若い、20代の方がメインの役どころをはってらっしゃって! 芝居を観ている印象で年も上の方々なのかと思っていたので、実際には20代っていうのにびっくりしたんですよね。しかも女性を演じているわけだし、すごいなあ〜って、率直に思いました。
大野 “恋たち”をご覧になったんでしたよね? 主役の二人は、堀越が26、谷山が29ですね。
蔵本 すごいな〜
大野 松崎さんにご覧いただいたのは逆に“夢たち”の方でしたよね。もう女形をはじめて20年近くになる人たちなので、僕なんかも舞台袖ですれ違ったりすると「あれ?女の人?」って思ったりしますよ(笑)

<画像:teidan02.jpg>
松崎 そうですよね! 僕は花組の舞台初めて拝見したんですけど、男性しか居ないって聞いていたのに、冒頭で女性が出て来て…。「あれ?客演…の人?あれ?違うのかな?」って(笑) 
大野 ふふふ
松崎 その後出てきた方の声を聞いて、やっと「ああ、そうなのか!」って! 最初男性って判らなかったですね。すごいですよね、男性であんな風に色気が出せるなんて。
ーー色気感じましたか…?
松崎 はい(笑)
蔵本 僕は最初「女形」として観てましたけど、しばらくするともう、女性が演じてるって感じで観てましたね。何か劇団に入ってから訓練とかされるんですか?
大野 いえ、特に日々何かをって事はなくて。演目ごとに稽古をしていきますね。演出の加納がつける芝居を見て覚える、みたいな所もあります。
二人 へええ〜。
松崎 なんだか花組さんのお芝居を観てると、不思議な感じがしますよね。メタ的になってるっていうか。
ーーメタ?
松崎 あの、二重三重構造になっているような。結局お芝居ってそれ自体が“うそ”じゃないですか。そこに女性を演じる男性がいて。基本は女性なのに時々パッと、わざと男性の部分を出すことで、逆に物語が広がって行ってる感じがします。そういうところがおもしろいなあ〜って思いました。


ーー花組芝居と俳優座で、お芝居を観ていて違いを感じたり、逆に共感というか、通じる物を感じたりするところはありますか?
二人 違い…。どうだろう(考え込む)ちょ、ちょっと待ってくださいね。どうかなあ〜。
ーー大野さんからみて、どうですか?
大野 え、
ーーおおのの♪と花組でも、ありますか?
大野 …いや、…あんまり、ない…ですね。
ーーすみません、答えにくい質問しちゃって
大野 いや…あの、ごめんなさい、ここちょっとカットしてほしいんですけど…、
僕ちょっと、あんまり聞いてなかったです今の
一同 !!(爆笑)

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