丸川君の眉毛も順調に生え換わり、冬の到来が近付いている事を報せてくれています。
稽古はまだまだ肉付け、ビルドアップ、パンプアップ。
フリーザ様で言うと、第2形態になるところです。
今日も遅くまで、稽古&作業。
お疲れ様!!なお兄さんたち。
ビール美味しいですか・・・?
本日のお稽古は主に
「序の切 筆法伝授」でございました。
歌舞伎では「寺子屋」「車引き」あたりが有名な本作、
タイトルの「菅原伝授手習鑑」って、何が伝授で何が手習なんだか、
って、思いませんでした?皆さん。
花組芝居で見たら、よく分かるはず!
そこのところを描いたこの「筆法伝授」。
ここに来て、おもむろに説明いたしますと、
書道に優れた道真の奥義が途絶えることを惜しんだ帝から、
弟子の中から一人を選び「筆法伝授」をするようにと勅令が下ります。
選ばれたのは、かつて不義の罪により勘当された弟子、武部源蔵。
古参の弟子希世(まれよ)はおもしろくないので、
様々な邪魔をします。(ええい、うっとおしい奴!)
希世の邪魔をはねのけて、無事に奥義を賜った源蔵ですが、
勘当の許しは得られないまま、帰されることに。
と、その時藤原時平の家来たちがどやどやと屋敷に押し入り・・・!!
すごく、ざっくりですけど。
・・・歌舞伎絵巻「菅原伝授手習鑑」を読むと、
とても分かりやすいです。(すみません)
肉まんに指先を灼かれながらややキメ顔でシャッターを待つ小林君。
11月28日(水)14:00の回終演後
思い出アフタートーク
出演:加納幸和・水下きよし・原川浩明・溝口健二
MC:堀越涼
終演後、休憩15分の後30分のトークショーです!
28日のチケットをお持ちの方ならどなたでもご参加いただけます。
花組芝居創立メンバーの思い出秘蔵トーク、
どうぞお楽しみに!
11月29日(木)13:00の回終演後 ロビーにて
写真大会開催!
美斉津恵友・二瓶拓也が参加します。
29日13:00の回のチケットをお持ちの方なら
どなたでもご参加いただけます。
参加希望の方は、ご自身のカメラをご持参ください。
終演後、10分の休憩の後45分間。
※夜の回公演準備の為、45分間とさせていただきます。
ご了承くださいませ。
皆様ふるってご参加くださいませ!!
稽古場で作業をしたり、マルちゃんの携帯を厳重に梱包したりしました。
衣裳・小道具・大道具、作れる物は自分達で作ります。
というか、割りと作らないと無い物ばかりです。
お味噌汁番長
いつものお味噌汁番長横道さんは、
本日訳あって降板の為、
ベテラン水下番長再登板です。
こちらは、本日のいたずら。
もちろん美斉津君の仕業です。
劇場下見に出かけた制作デスクは、
帰社してすぐには仕事の出来ない状態に、
されているわけです・・・。
今日は作業日。
ガシガシ道具、衣裳などの作業が進んでいきます。
今日は、一人一人の座員それぞれが、各々の意思に従い、銘々の休日を、各自の判断に基づき、個々に消化し、各個に撃破。
本日は、札幌えんかんの皆さんが稽古場見学に来てくださいました。
稽古場見学の後は、皆様観劇に出かけるそうです。さすが!
本日の稽古の場面は「寺子屋の段」。
一番の泣かせ所であります。
自分の子供を、菅秀才(道真の息子)の身代わりにと、
首をはねられることを分かりながら差し出す千代と松王丸。
なんという悲劇・・・!!
泣けます。ホントに、泣けるんですけども、
花組は所々笑えます(笑)
いや、真面目にやっている結果、
なぜか笑える所が生まれています。
えんかんの皆さんも、
「シリアスな場面なのに本番も笑っちゃいそう~」と。
感じるままに笑ってくださいませ・・・。
先輩後輩 、スタッフさん、そして幸和…
出るわ出るわアイデアの宝庫。
己の教養、瞬発力、趣味やら許容範囲の狭さを痛感する毎日。
それぞれの自慢の味付けが複雑に絡み合い、他では味わえないものが出来上がりつつあると、稽古の度に感じております。
観ればスタミナ付きますよ、絶対に!!