『かもめ』バラシまで終了しました。
昨日までの熱気がウソのような稽古場です。
ご来場の皆様、ありがとうございました!!
かもめ
{{assign var="epp" value=10}}「死んだ昔ば想いよる八月の、精霊流しの十五日ば、終戦って決めた人なあ、粋な人たい、酷な人たい」
岡部耕大氏作「精霊流し」おばばの台詞である。2010年に演出させて頂き、その際「おばば」を演じた故馬淵晴子さんの、柔らかな声音が耳に残っている。
様々なキッカケで、楽日が70年目の終戦記念日に当った。敗戦の信じられない痛手、犯してしまった数えきれない物事
。そして、世界でも類のない大復興。その苦労と努力の賜物として、平和で幸せな国に我々は生活している。(ここに来て、いよいよキナ臭くなった国際情勢に、日本が追随しつつあるのは気になるが
)
グルグルと巡る思いを抱き、ホームで仲間達と演劇を行える嬉しさ有難さを、大事にしたいと思う。
真夏に咲き誇る、紅白の百日紅を添えて。
本番4日目ですが、舞台セットをちょっとだけネタバレ。
といっても空舞台ですが、今回は客席との境界線にキャンドルを多数使用しております。
ご入場の際にはお足元にお気をつけ下さいませ。
照明も緑と青を基調としています。
少しでも森の雰囲気を感じていただければ☆
役者以外の事(演出&劇作)を初めて以来、この気持ちで芝居作りをして来た。
「かもめ」もその通り。過去に見た際感じた、もっとこうなら面白いのに をやって見たのである。
勿論2004年当時は、未開の地へ赴く怖々で、思い半ばだったので、久し振りな再演に、今一度訳文を読み直し、台本を修正し、11年で実演未満にまで発展してしまった「花組HON-YOMI芝居」に合わせ、演出を改めた。
初日以来、幸い、ツイッターやブログにお書き頂く内容が、こちらの思い通りのご感想で、バタバタ準備の苦労が報われ、ホッとしている。
15日(土)まで続く舞台。個人的には博多座の稽古と平行で、反応が疎かになるかも知れませんが、どしどしご発言下さるよう、それが今後の励みにもなります。宜しくお願いします。
いつもながら少ない人数での現場は、ハラハラドキドキ!舞台稽古に蜂屋(八代進一)が来てくれました。
ご贔屓から豪華なオードブルを頂戴し、野郎共が群がりました。ありがとうございました。
そして今、初日マチネを無事に終え、「花より団子組」様から、選り取りも目移りのしてしまうお弁当の差し入れを頂きました。毎回のお気遣いで、心より御礼申し上げます。
添え書きの趣向がいつも凝ったものなのですが、今回は劇中に我々が興じる「ロトー」仕立て!ビンゴゲームと似た構造で、読み上げられた数字が手元のカードにあれば、チップを置いて行き、早く揃った人が勝ち。
実演ぽい舞台ですが、「リーディング」なんで実際にはカードは扱ってませんが
。
さ、間も無くソワレ!
『かもめ』ついに本日初日!
お昼の回をご覧になった皆様、いかがでしたでしょうか!?
また、“花より団子組”様よりお弁当の差し入れをいただきました。
いつも有難うございます!!
夜は18時開演。
当日券もございます。ぜひ♪
ボリューム弁当にご満悦な座長。
2004年の初演は1時間5分だった。台詞の追加、動き(本読みなのに!)と音楽etc.で1時間25分!更に煮込んで、目標「あっさりたっぷり」。11年の間に、本読み以上実演未満に発展した「花組HON-YOMI芝居」いよいよ明後日初日ッす!
ただいま、上演時間は約1時間25分を予定しております。
ご観劇の目安にしてくださいませ。
平日、土日もまだお席ございます!!
全員がスタッフに早替り!
すべてが手作業です。
立ち稽古、着々です。
ネタバレになりますので、不思議なカットの稽古場写真ですが、
今回も凝った舞台になりそうです。お楽しみに!
秋葉さん家からスイカの差し入れ。
磯村さんが持ってもこの大きさ!夏を乗り切れそうです。