昔は良くこのコンビで、搬入やら、返し物やら、都内を走ってましたな、助手席の私がナビ役でね。今はスマホでカーナビ可能なんで、今日の私は専ら話し役。
ビル群、下町、振興住宅街、果ては墓地、都内、様々な区域を巡り目が楽しかった。フロントやサイドの景色をキョロキョロ。忘れていた「童心」に再び触れ、不思議な気分でのドライブでした。肝心の品物は、考えていたものよりも理想に近い物が手に入り、実りも確かな買出しでもありました。
昔は良くこのコンビで、搬入やら、返し物やら、都内を走ってましたな、助手席の私がナビ役でね。今はスマホでカーナビ可能なんで、今日の私は専ら話し役。
ビル群、下町、振興住宅街、果ては墓地、都内、様々な区域を巡り目が楽しかった。フロントやサイドの景色をキョロキョロ。忘れていた「童心」に再び触れ、不思議な気分でのドライブでした。肝心の品物は、考えていたものよりも理想に近い物が手に入り、実りも確かな買出しでもありました。
人物感情や風景描写をそれらしく、より色濃くするのが音響効果です。原点は歌舞伎の下座音楽です。あんなに述べつ幕なしの演奏なのに、空間を過剰に飾ってしまう事もなく、役者の芝居を決して邪魔せず、逆に不可分な伴走で「劇」を盛り上げて行く。理想です。
「婦系図」、楽曲、擬音(下座も含む)、自然音(プラス心理音)、古典から現代まで、有りっ丈の発想を網羅しております。それぞれのジャンルで間が違うし
。だからね、音響さんのお仕事量、パねえ!なの。小町さん、ゴメンなさい。
あいつがこの台詞言うんなら、こうなるかな?この予想が合致したり、意外な発見を頂いたり、稽古前の演出家って、答え合せ前の試験に臨んでいるみたいで、ニガ面白いのね。
リーディングだかこその効果的な演出を探る日々が続いてます。
今回、主軸を大冒険してます。それに伴い、他にも新しい経験をして貰おう、演技の幅が広がれば、と期待を込めた配役にしました。
手動の回り舞台が、本番中に壊れて大騒ぎでした。芝居のテンションに合わせ、早くなったり遅くなったり、稽古場からずっと回されっぱなしの「盆」君も疲れちゃったのね。
原作がピカレスク風だったからか、何故か「シャンソン」だ!と閃いた(ピカレスクはスペイン発祥だけど)。同時に、メリーゴーランド越しのエッフェル塔の絵だか写真を思い出し、舞台にデーン!とメリーゴーランドを出現させ、これをグルグル回したのでした。
今回はリーディングなんで、回りません、悪しからず
。
12年も前だからね、初演当時まだお子ちゃまだった座員もおる訳で、当然変えざるを得ない、また、初演に出ていた連中も、それなりに年齢重ねているし、ってんで「一新」します宣言を既にしているのだが、今のところ、初日までのお楽しみとさせて頂いている。
が、どうだろう?知らないワクワクと、知った上で、どんな芝居を見せてくれるだろうというワクワク。どっちが大きいんだろうね。物語も人物も皆さんご存知な作品だと、そこん所、いつも悩みます。ご贔屓の皆々様、どう思われます?というか、ここで丸投げして良いものか?これとても思案の対象となるのでありました。
お待たせいたしました。
『婦系図』のチケット一般発売を開始いたしました。
お申込は「券」ページから。
もちろんお電話でも承ります。
花組芝居:03-3709-9430
本日23日は役者連中がお電話受付中!
えゝっと、ここだけの話、昨年(9月22日が前売り初日でした)は『阿呆浪士』大阪公演で不在にしていたお詫びに、わたくし出勤させて頂く予定です。それから、あの~、あいつもこいつも
。誰が耳元でお囁き申し上げる(笑)か、運を天に任せ、番号をお押し下さい。
「婦系図」のチケット発売まで、いよいよあと一週間となりました。
希望日などはもうお決まりになりましたか?
そして今回も、
「菅原伝授手習鑑」で好評いただいた“初日特別電話受付”の実施が決定、
発売初日3月23日(土)に限り、座員が予約電話対応させていただきます!
受付時間は午前10時~午後7時まで。
皆様のお電話、お待ちしております!
電話予約:03-3709-9430
オンライン予約:こちらより
こうのみちこ。新派版では消された人物です。正確には「河野菅子(理学士に嫁いでますので、実際は島山姓)」に、その役割を吸収されちゃってます。
原作では、積極的に早瀬主税へ近付く菅子に対して、医学士の夫(婿養子)に溺愛されていて、表もろくろく歩行出来ず、しかも性格も大人しい。鏡花は彼女に、主税の復讐譚とも言えるドラマ後半の核心を背負わせています。
ネット上の青空文庫でも原文は読めるようなので明かしますが、「出生の秘密」というのがポイントです。
こうのすがこ。新派版では大した役ではありません。カットされた役と一まとめにされたり、ともかく、主役「お蔦」が活躍しない「後編」は、戯曲上付け足しレベルな目に会ってますんで、登場人物(後編の、所謂「静岡」チーム)も追って知るべしな扱いです。
しかし、原作では、主人公早瀬主税の恋人お蔦以上に存在感がある、行動的で奔放な女性として描かれています。12年前の初演では僕が演じたのですが、彼女の発言一つ一つ、乗り易いというか、気持ちのアヤが手に取るように判り、少し怖いぐらいでした。
本チラシの表に、座員の顔写真が載っているのですが、実は、この配置に配役のヒントが隠されています。
是非、座員達が出演している各公演に足をお運び頂き、チラシをゲットして下さい。
総ルビで、エッそう読むの?ってのが鏡花らしい。例えば、同じ熟語が出て来ても読みが違う、又は漢字が違うのに読みが同じ、とか。喋る人物個々、その場の有り様etc.で書き分けてるんです。
今回の書き直しに際して、私の初演本と見比べましたが、脚色する為に引用を前後させたり、また継ぎ目を補修したり、我ながら凝って書いた事が知れ、少なからずご満悦でした(笑)。申し訳ないけど、12年前となると、結果に至る、執筆の細かいディテールは忘れてますね。
5月 | 12 (日) | 13 (月) | 14 (火) | 15 (水) | 16 (木) | 17 (金) | 18 (土) |
14:00 | ● | ● | ● | ||||
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