MIDIの打ち込みシコシコ。 日がなシコシコ。 夜もすがらシコシコ。 はァ〜ァ、シコシコ。 |
今日はお酒を飲む日と決めたので、スーパーにてビール(発泡酒)を1ケース買ってくる。 おつまみには、オクラとかミョウガとかコーヤドーフとか、渋いところを突いてみる。 準備万端、お料理簡単、秋の夜長の晩酌淡々、 つんつん月夜だ、ポンポコポンのポン、ッとくらァ。 |
黒革の靴擦れには、路面電車がよろしいようで。 川縁のお清めには、蕎麦焼酎がよろしいようで。 夜間飛行のお供には、光瀬龍がよろしいようで。 第二幕の緞帳には、ピアソラがよろしいようで。 いかん、支離が滅裂だ。 おあとはよろしくないようで。 |
「9月も、もう13日ッスよ〜。」(ザチョーッ!) 「ソーですネ〜。」(ザイ〜ン!) ひょんな事から猫を抱く機会を得まして。 僕の猫好きは皆様御存知か? その抱き心地、骨格と筋肉のバランス、あの華奢なカラダに秘めたるエネルギー。 ひとおもいにひねり潰したくなるほど愛らしく、 それを容易く許してくれぬトコロが憎らしく。 とりわけ今日の黒猫は、適度な穢れと大きな黒目を持った、 コレ以上は望めないほどの僕好みの上玉。 三十路直前の分別も持ってして、うっとりするほか、なす術がなかったということです。 飼いたい、飼いたい、こんな猫飼いたい。 いっそ飼われたって構やせぬ。 一緒に暮らしてみとうてたまらぬ。 黒猫やァい。 |
渋谷にて商談。 新宿に遊ぶ。 フィールドは下北のみにあらず。 |
『うそうそ時』 作・演出=森治美 出演=阿知波悟美(N.L.T) 植野葉子 (T.P.T) 森川理文 (花組芝居) 場所=COREDO(コレド) 港区南麻布5-15-14有栖川マンション2(マクドナルド2F) 地下鉄日比谷線・広尾駅下車1分 日時=11/23[祝] 18:00 11/25[日] 15:00・18:00 12/02[日] 15:00・18:00 12/09[日] 15:00・18:00 12/16[日] 15:00・18:00 *会場はいずれも30分前です。 料金=¥3500(ワンドリンク付き) 、の会合があって集合。 軽ゥく台本の検討。 アチワさんは、鋭くて的確で全面的に頼れるお姉さんです。 ハコさんは、一癖も二癖もありそうなカワイらしいお姉さんです。 モリさんは、この人いったい何者なのだろう。 旦那さんのヨネさん、シーフードカレー美味しゅうございました。 仕ッ事だ、仕ッ事だ、うッれしッいなッ。 あ、チケットの受付は後日あらためて開始いたしますネ。 |
2001年09月10日? そンな日あったっけ。 過ごした覚えは無い。 |
お昼前に女優友達であるところのミサカさんからお電話。 おひさしぶり、ほんだば飯でも食いますか、と下北で待ち合わせてビールでお好み焼き。 勢いあまって日比谷で映画『キス・オブ・ザ・ドラゴン』。 なんだか大笑いで楽しんで、そいでもッてお茶。 ハタから見たらデート意外のなにものでもないなこりゃ。 ほんでもそれ以上には勢い余れないへなちょこ君。 なンのこッちゃいな。 ほンじゃまたね、の後HMVにピアソラ漁りに行く。 不漁。 ブームが去ったらこんな扱いか。 新しくピアソラ漁場の開拓をしなきあ。 |
バイトなんて所詮、僕の時間の量り売り。 と言う認識がありますものですから、夜働いたところで昼間も行動しないと、 一日を無駄に過ごしたような気がするのです。 今日みたいにバイトから帰ってすぐ眠り、起きたらもう出勤時間、 なんて体たらくをやらかしてしまうと、自身が情けのうて情けのうて。 しかし冷静に考えてみると、22時〜08時の10時間拘束。 結構な労働量ですからして、それだけで一日の業とみなしても良いハズですよね。 でもやっぱり、なんかしてたいですよね。 で、変な欲出してVAIOの電源入れるのですが、 結局そのまま眠ってしまったりするわけです。 バリバリ働いてても毎日日記更新してる人がいますが、 あれッて凄いことですよね。 ツメノアカオクレ。 |
大学の後輩にして現在はイラストレーター(漫画家?)のフジモト君とデート。 色っぽくない逢瀬だ。 新宿のスカラ座という味わい深い喫茶店でスヌーピー談義ひとしきりの後、 金の無い頃の仲間なので、ウチにて安く飲む段取りとする。 金の無い頃みたいな会話をつまみに、 ビールを1リットル、白ワインを1本、 胃を経由して肝臓へと流し込み、 21:30、バイトがあるのでお開きにする。 飲酒勤務、ばれたら減棒。 |
今日はひさしぶりにバイトだあんまし行きたくねェなァと店に向かったら不思議そうな顔をされたのでなンでかと聞いたらモリカワさんシフト明日ですよと言われてアソゥナノと答えてほのかに得した気分だった。 夜は俺のモノ。 |
金星の雫のようなときめき 手を伸ばすのは無知か無謀か 目を凝らすのは無傷で無償。 |
ふと見上げるとお月様が出ていた。 最近の夜は涼しく、散歩が心地よい。 薄雲がかかり、お月様が輪を作った。 風が頬をなで、身も心も風流。 おや、てっぺんの雲に切れ目ができた。 すると輪っかがハートマークにへんし〜ん。 詩的な心持ちがあっという間にポエムな気持ちになってしまったとさ。 とっぴんしゃん。 |
西洋風に肉や魚と野菜だけで腹を膨らます、 でなければ麺類、もしくは外食、もしくは酒。 しばらくの間そンな食生活が続いていたので、ここらでひとつ日本人らしくコメ炊こう。 思い立って炊飯器のフタを開いて、見て、すぐ閉じた。 すっかり忘れていた。 炊き込み御飯を食べ残したのは確か数週間前だったか。 腐っているとかカビてるとか、そンなどころの騒ぎでなくて、 なにやら生物のコロニーができあがっておった。 半液体化したコメはさながら生命のスープ。 太古の地球でアミノ酸が奇跡的な進化を遂げている頃の海の香りがした。 嗅いだことは無いけれど、確信した。 「‥‥‥僕は神にはなれないよ‥‥‥」 そうつぶやき、そっと『炊飯』と書かれたスイッチを押した。 洗うのがムチャクチャ拷問だった。 |
kidnap LOVEHOTEL『イルカの質感』拝見。 以前月蝕でいっしょに革命家をやったマツモトさんのコントライブ。 映像をふんだんに使ったシュールでハイブロウな演出と構成。 実は前にからその手の演出の芝居には懐疑的でした。 妙に流行ッちゃッてるしねィ。 でもこれがひとたびコントとなると、なぜだろう、何の抵抗も無くおもしろい、かっこいい、と ヤンヤと楽しませてもらっちゃいました。 人のパクリは見苦しい。 でも畑とコンセプトが変わると、俄然パロディとしての機能が働くのでしょうか。 ここのところイロイロ芝居を見てみてイマイチピンとした刺激が受けられなかったですが、 そうか、隣の畑に転がっていたか。 自分の畑耕すのに疲れていただけなのか。 ということに気付き、ちょっぴり機嫌が良くなる。ワクワクとゆらめく。 その後、月蝕の何人かと鉄板焼き屋『こな吉』で一杯。 豚玉と明太もんじゃ、うま〜ァい。 |
ク・ナウカの新人公演『エレクトラ』『バッコスの信女』拝見。 3年目までの方々のスタジオ公演。 ムーバーもスピーカーもぼろぼろ涙流しながら演じているので、 これはいったいどういう役作りなのであろうかと不思議でいたら、 ああ、そうか、マバタキしてないからなのね。 そンな所に初々しさと必死さを感じる。 初心忘るべからず。ハイ。 大学の後輩がスピーカーで王様役をやっていて、なかなかドウにいった座り姿だった。 と、感想を伝えたら、関係無いじゃンと怒られる。 彼女、低い声がなかなか出ない、声を出すのは難しいと悩んでいたのだった。 そゥなンだよね。僕ァ高い声が出ないのが悩みなンだよね。 役者にとって声がどれほど大切であるか、池袋の居酒屋で語り明かす。 『一声、二姿、三に顔』 これ歌舞伎の金言。 |